介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)管理者(施設長・ホーム長)脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 管理者(施設長・ホーム長)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kさんは公営住宅で一人暮らし。家族は週に3〜4回、様子を見に行かれています。
通所介護は週2回利用中ですが、積極的に外出される方でもあるため「今日は散髪に行くから休む」といったようにお休みされることもしばしばでした。認知機能低下は徐々にみられており、出かけた先を忘れることも増えていました。
ある日、いつものように送迎連絡をしても電話に出られません。今までも電話に出ないことはあったため、すでに公営住宅下へ出ていらっしゃる場合を鑑み自宅まで訪問しました。
しかし集合場所にもおらず、他利用者さんが送迎車に乗っていたため事業所へ戻ることとし、ケアマネージャーへ一報入れお休みとして対応しました。
後日、家族が自宅内で倒れているKさんを発見。脳梗塞だったようです。救急搬送され一命は取り止めたようですが、半身麻痺が残る結果となりました。

対応者の中での対応

いつものようにお休みされる場合がありながらも、いつもと違う事象が起きた結果でした。
「○○さんはいつもこうだから」と考えず、持病やリスクを持った高齢者として常に様々な可能性を考えておかなければなりませんでした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

本人・家族・ケアマネージャーと、疾患によるリスクを常に念頭に置いておき、万が一の場合の対応を多職種で共有しておくことが重要と感じました。
もしも個人では気づかないことも、様々なフィルターをかけておくことで少しでもリスクを軽減することができます。
また利用者さんの情報はしっかりとアセスメントしておき、ケアマネージャーからの情報だけでなくお薬情報なども参考にして、考え得るリスクをスタッフ間でも共有しておくことが重要だと感じました。

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