介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 B1
認知症の状況 Ⅱa
性別 男性
トラブルが起きた背景
Mさんは病気により1人での歩行が困難ですが日中は車椅子で過ごされており職員とのコミュニケーションもしっかり取ることができます。
Mさんはその日ショートステイ利用のため朝9時半ごろに入所されました。休憩も兼ねてお茶を飲んだ後ベッドに横になりたいと話されたため先輩職員と部屋へ誘導しベッドへの移乗を行いました。
先輩職員が荷物の整理をしている間に私はベッドで横になっているMさんの血圧・体温を測るために体を近付けました。その際胸に何か当たったような感覚があり見てみるとMさんの手がありました。他の利用者さんでも手探りで動かした結果胸に当たってしまうことはあったのでわざとではないと思い手を退けたところMさんは「少しだけで良いから」と再度胸を触ってきました。
突然のことに驚き混乱してしまい声も出せずのまま手を払い除けてしまいました。同じ部屋にいた先輩職員は荷物整理の途中でこちらに背を向けておらず目撃者は誰もいませんでした。その時は混乱もありましたが朝という忙しい時間帯だったため報告せず昼休憩の際、主任に報告をし担当ワーカーへの報告がされ看護部長などを交えた会議が行われました。
ワーカーがMさんにも事情を聞きましたが「そんなことはしていない」と拒否、Mさんご家族にも報告し今後こういったことが再度あった場合はショートステイの利用計画を全て中止することを報告しました。
対応者の中での対応
混乱していたとはいえ声を出さずに手を払いのけてしまった事で発覚が遅くなったため最初に触られた時点で「手は動かさないでくださいね」などと声をかければ良かったと思います。
また自分自身が混乱し報告が遅れたことも反省するべきだった点だと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
利用者からのセクハラはネットなどでは聞いたことはあっても自分の周りに受けたことがあるという話を聞いたことがなかったためどこか他人事のような意識だったと思います。
実際職場でも全体にそういった空気があったことから2人という最低限の人数で居室対応をしてしまった事により目撃者もいない信憑性が低い状態になってしまったので今後は作業をする職員の他のもう1人利用者を常に見ることができるように職員を連れて居室対応ができたら良いと思いました。
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