介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)機能訓練指導員脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 機能訓練指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Sさんは脳血管障害で片麻痺があります。マッサージのベッドへの移乗の際、車椅子への移乗の際にかなり怖がり大きな声を出されます。
私がウォーターベッドから車椅子への移乗の際にベッドの縁までお尻が来るように起こし前へ体を持ってこないといけないのですが、私の注意不足で不十分な状態で手を離してしまいました。
その際大きな声で「あぶない」と言われ後ろへ倒れそうになりました。
また準備していた車椅子が足に当たり痛いと大きな声で叫ばれ「でもこれはSさんが私にここに準備しろといったのでここに置いていたのですよ」と説明するも激しい恫喝を喰らいました。
実際に「当たるからあっちに車椅子置きますね」と言ったのにも関わらず「そこにおいておけ」と言っていました。情報では彼に認知症はなくトラブルメーカーだとのことでした。

対応者の中での対応

早急に管理者、私とSさんと三人で話し合い、移乗の方法を明確にSさんに希望してもらい、それをリスト化し従業員で共有するという解決策を出しました。
また私もそのつどそのつど声掛けを徹底しなかったことを反省し、今ではSさんから私に移乗してほしいとの希望もあるくらいに信頼関係も構築できました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

かりに別の従業員が同じ失敗をしていたら、教えながら2人で介助し次回は見守って間違っているときにだけ私が指示をするなどの対応をします。
自分が失敗したときは大きい声を出すのも自分が一人で転倒すると一人で立てないから怖いのだなと理解し、失敗を真摯に受け止めもっとSさんに寄り添った対応をします。

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