介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)機能訓練指導員 脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 機能訓練指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

私のデイサービスでは昼食後にお昼からの利用者様と午前から来ていた利用者様がかぶる時間帯があります。
そのときMさんとその他の利用者様はあの人だれだっけと会話になりました。
普段からMさんはメモ帳を持ち歩き、そこには今までご自身が直接質問した周りの利用者様の住所や電話番号、生年月日、その人の特徴などが多く記載されています。
そしてそのメモ帳をみんなの前で開き、話題に上がった利用者様のことをそのメモ帳で検索し始めました。そこには多くの利用者様たちの個人情報が記載されているのにも関わらず、隠そうともせずみんなと一緒に調べていました。
そこで僕たちはMさんに「人の個人情報をみんなで探すのはやめましょう」と丁寧に言いましたが、何が悪いのと言わんばかりの顔でスタッフたちを見つめ納得の行かない表情でした。

対応者の中での対応

その日の帰りの送迎の際、他の利用者様を降ろしたあとに管理者から他の人の個人情報を第三者に見せるのはプライバシー違反、そのメモをなくすと個人情報の流出の危険性がある旨を伝え、納得していただけました。
なおMさんの個人情報メモの中身はデイサービスから流出したものではなく、Mさんが直接聞き出してまとめたものです。
すぐにケアマネージャーに報告し、以後Mさんがメモをもって来ていないかもスタッフが確認し、以後気をつけてMさんの行動を見ています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

その日に名前を覚えたいのであればデイサービスのメモを渡し、帰るときにそのメモを回収するということが最善だと思います。
ただ本人はその方の許可を得てメモを取っているので強くやめるように強制はできず、そのメモをなくさないように家から今後持ち出さないようにしてもらうことも大事だと思います。

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