介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)サービス提供責任者脊柱管狭窄症

対応者

対応者

対応者 サービス提供責任者

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Tさんは編み物や針仕事が趣味でデイにも自分で作った座布団やセーターを持ってきていた。
それに対し第三者の利用者Kさんが「いいな」と声をかけた、するとTさんが「作ってあげようか?」とKさんに言った。
その数日後本当にTさんはKさんに小さなかばんを編んで譲渡した。
それに対しKさんはまた数日後にTさんに現金5000円を封筒に包み渡していた。ここまでの物のやり取りはすべてデイ内あるいは送迎車の後部座席で行っていたのでスタッフは誰一人この事を知らなかった。
現金を渡されたTさんは帰って中身を確認してみると5000円が入っていたことに気付き、デイに電話し「Kさんに編み物編んであげたら5000円くれたんやけど、材料代だけでいいのに多すぎるわ〜」と管理者に言った。

対応者の中での対応

早急に管理者からKさんの自宅へ連絡し、Tさんからもらったかばんを次回のデイ利用時に持ってくるように話し、Tさんには現金5000円の入った封筒を持ってくるように言った。
同じくお互いのケアマネにもこの出来事を報告した。利用日当日、お互いに約束通りかばんと封筒を持ってきた。
二人には別室で物をお互いに返し合いデイの利用者同士の物の譲渡は禁止していることを伝え、厳重注意した。なおKさんは今回の譲渡が初めてではなく、以前にも何度か物の受け渡しで注意されている。

今後同じ事例が起きた時の対処法

このように物の受け渡しが起きる前に利用者全員に譲渡は禁止である旨を強く伝え、今後同じようなことが起きないようにスタッフも目を光らせることが大切である。
また、物を作ってあげたいのであればデイ内でレクとして編み物をして持って帰ってもらう。

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