介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員認知症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 Ⅱa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Tさんは初期の認知機能レベルの低下が見られる方でしたが、動作は自力で可能な方で、リハビリパンツを利用しながらトイレやお風呂は見守りレベルの方です。
いつもデイサービスのお風呂やレクリエーションを楽しみにされていました。お風呂は、着替えを手伝う必要がありましたがそれ以外は自分でできる方です。
デイサービスのお風呂はいつも一番がいいと言って聞かないのでスタッフは困っていました。
レクレーションのトランプなど勝敗のあるものは、自分が一番でないと機嫌が悪くなり先に帰りたいと一人でも帰ろうとするので、なだめるのに必死でした。
一人にかかりきりになるとスタッフの手がとられるので利用者さん全体が見れなくなるので困りました。

対応者の中での対応

Tさんは、認知機能の低下があり家族様もいらっしゃらない方でしたので、ご本人にわかりやすく理解してもらい、楽しくデイサービスに通ってもらえるように工夫しました。
お風呂の順番は、ご本人に口頭で伝えるのでなく、あらかじめわかるようにお風呂の順番を表に書いて張りだしました。
レクレーションは、Tさんの隣にスタッフが座り、勝っても負けても心のケアを怠らず見守る事で、ご本人にもご理解頂けました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

認知があり、一人暮らしの方は人との関わりが少なく、寂しい思いをされてる方が多いように思います。
思いやりを持ったスタッフが絶えず声をかけ、お風呂の順番が後の時も、あえて後という言葉を使うのでなく「順番がくるまでお茶しましょう」や「今日はこの塗り絵を先にしましょうか」など声かけを工夫する事で、待つという概念から他の事をするという意識に変える事で、デイでもけんかが減り穏やかに過ごされるようになりました。

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