介護施設の事例

施設名: 地域密着型通所介護

地域密着型通所介護介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

小規模デイサービスを利用されるTさんはとても明るい方で、若干の認知機能の低下があるものの自身で全ての行動ができ、一人暮らしをしておりました。
そのTさんは歳の近い職員のMさんととても親しくしており、最初はデイサービス内だけだったのですが、徐々に仕事が休みの日にもTさんの家に行くようになりました。
デイサービス施設としてはあってはならない事なので厳重に注意しましたが、それでも隠れて一人暮らしのTさんのお家に行っていたようです。
ある日、Mさんが会社を辞めました。そして辞める際に今までとは違う車で来たので、新車買ったのか?と噂をしていましたら、どうやらTさんにプレゼントされたとの事でした。職員一同困惑しケアマネージャーへ報告をしました。
Mさんは既に退職し、Tさんとは個人的な付き合いの上でTさんの意思で貰ったとの事でしたが、やはりTさんの遠くに住んでいる親族が激昂しデイサービスに来ました。
家族からすれば詐欺という事で、警察へ行くという主張もされていました。

対応者の中での対応

今回の件でケアマネージャーの介入もあり、デイサービス自体は落ち度はなかったとの事で対応していただけました。
ただご家族はMさんに対しては今後距離を取って欲しいとの事で文書を提出し、制約を結ぶ形になったそうです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今後はやはりデイサービスとして個人同士の付き合いは改めて避けなければと思います。
ただこの後、Tさんは家族から一人暮らしの限界を突きつけられ施設に入社。活動が制限された結果、寝たきりとなりました。
あの時、もしもそういう事がなければTさんは今でも一人暮らしだったろうなと思うと何が正しかったのかわかりません。

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