介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Aさんは70代の認知症の男性でした。
デイサービスに来社され、昼食後はお昼寝をするのが日課な方で、施設に1年程通っていらっしゃいました。
ある日、新しいご利用者の女性の方がいらっしゃり、そのAさんは施設の事をその方に教えてあげたりするリーダー的な役割で仲良くお話されていました。その女性の方はAさんよりも少し認知症が進んでいらっしゃいました。そんな日々がしばらく続いていたのですが、ある日Aさんがその女性を「俺の彼女」と言うようになりました。
そして一緒にいるのは勿論の事、手を繋いだりする様になり、職員間でも席を変えるなど対応しましたがそれも叶わず、2人でいつも一緒にいました。
Aさんは食後に昼寝が日課なのでベッドを用意していたのですが、ある日その女性を連れて一緒に寝ており、肉体関係を結ぶ直前で職員が止めました。
すぐに2人を引き離した後に、それぞれに話を聞きました。Aさんは認知症もあり、女性を自分の彼女だと一点張りで、自分たちの事だから周りに言われる必要がないとの事。また女性も拒否している様子もなく、その時には「何かあったの?」と物忘れの様な状況でした。

対応者の中での対応

想像もできなかった事でしたので、未然に防げた事がまず何よりでした。歳を経ても男と女という事を改めて思い知らされました。
それからの対応としてはケアマネへ状況を報告。とは言え、すぐに別の所とは出来ないので、職員が十分に注意して2人の関係を見守りました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずはその様な関係になる前に防ぐ事が大切かと思います。
またお互いにそういう妄想をしたとしても、肉体関係はまた別の事なので、十分注意する必要あるかと思います。
しかしながら、場所が違えばそこには個人の自由が尊重される訳で、職員間では仮にそういう状態になった場合は衛生面を考えてコンドームの着用なども検討した方が良いのでは?といった真剣な話に発展しました。

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