介護施設の事例
施設名: 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護介護士(介護スタッフ)認知症
対応者
対応者
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
トラブルが起きた背景
Tさんは1週間のうち6日を施設で過ごし、1日は自宅へ帰宅されるショートステイをご利用されていました。6日間施設で過ごされるため、当然入浴用の着替えも1回分だけではありません。
しかし、部屋に置いておくと本人が触ってしまい、どれが洗濯物なのか分からなくなってしまいます。
本人が帰宅時には家族が迎えに来るため、その直前にはショート担当者が荷物を事務所で預かっている場合もあります。
ある日、家族さんが男性介護士Yさんに「着替えはさせてもらえましたか?」と尋ねてこられました。私もその場に居合わせたのでお応えしようと思った矢先、Yさんが「特変なく入浴されました。」と言い、家族さんは「もういいです。」と行ってしまいました。
後日、職員の対応時の声かけが不十分であると家族からクレームが入り、今後の対応についての研修会が行われました。
ショート利用者は着替えを家族に依頼するのが基本です。
しかし、本人が触ってしまうと洗濯物が行方不明になることも多いです。そのため家族は洗濯物を入れた荷物がどこにあるのか尋ねられました。
Yさんが言った「特変なく入浴した」というのは記録に書いてあることであり、その記録は帰宅時に家族へ渡されることになっています。
わざわざ書面で確認できることではなく、洗濯物が入った荷物がどこにあるのか。家族の疑問に対し不適切な返答をしたことで家族も呆れていました。
対応者の中での対応
私もその場に居合わせていたため、「ショート担当者に確認します。」と言えなかったことを大変後悔しています。
家族さんの疑問に適切な返事ができなかったこと。それで家族さんに不快な思いをさせてしまったこと。同じ職場で勤務する職員として自分がしっかりできなかったことが大きな反省点です。
今後同じ事例が起きた時の対処法
自分が分からないことはショート担当者やケアマネ等、分かる人へきちんと確認する。
「自分は入浴担当ではないので分かりません」「自分はその時対応していないので分かりません」と家族からの質問を丸投げせず、「自分は対応していないので担当者へ確認します」と言えるように改善していきたいと改めて思いました。
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