介護施設の事例

施設名: 看護小規模多機能型居宅介護

看護小規模多機能型居宅介護介護福祉士認知症

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kさんは一人暮らしで娘さんが遠くで暮らしており一切の干渉はしていませんでした。
Kさん自身が、買い物に行くことが好きでお金遣いはなかなか荒かった。さらにそこから娘様へお金を振り込んでいたので本人様の使用できるお金は1ヵ月に限られていました。
ある日娘様に本人様が、電話をしてお金がないと言ったことが発端となり娘様が激怒されました。本人様は娘様から怒られたことにより、施設の人が悪いんやと怒るようになり、娘様と一緒に施設へ怒ってこられる。娘様はお金が無いなら無いで連絡をしてこいと言われ、すべてを施設の責任だと言い始められる。
そこに一緒になって本人様も怒っておられるが、こちらは本人様のお金遣いの事は言えたが、娘様に振り込んでいることを言えなかった。娘様本人様がよくギャンブル中毒になっていると聞いていたのでそれに対して振り込みしていた。
奥様は認知症を持っており、娘様に怒られるのが嫌になって、一緒になって施設の責任だと怒ってきましたが、施設はいくら使ったかなどを記録していたため、とりあえず記録を全て見ていただいた。
その後はとりあえず落ち着いたものの、娘様は遠くにまた帰り、本人様にお金を振り込むよう何度も電話をしていた。
しかしお金をがなくなってはまた本人様と一緒に怒ってこられたため、すべてのお金の使用時に都度娘様に電話することで、解決の方向へ向かいました。
本人様の生活費、電気代や水道代、携帯代など全然引き落としできていない状況だと言うことを伝えているのか伝えたらまた逆上するのではないかと、大変悩ませる事例だったと思います。

対応者の中での対応

今回の件に関して、職員全体で話し合いを行ったり役場を通して相談を行ったりしましたが、役場は娘様の味方となり、施設の対応に問題があると指摘をしてきました。
最初から娘様に全て電話するべきだと言う事でしたが、全く干渉していない娘様に報告したことも過去にありそちらに任せますと言われていたこともあり、役場の方が記録を全て提出してほしいと渡したが、それでも施設に注意したことを考えると、最初から娘様に電話で報告すべき事例であった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

この件に関してはかなり難しく、金銭面で怒られているが金銭面を困難にしているのは娘様で、それを役場に報告したとて役場は施設が悪いと責められました。
より良い対応するとすれば娘様にすべてをかけるべきなのか、しかし役場に娘様が直接言ったことで役場が完全に娘様の味方になり、こちらの言い分を一切聞かなくなったと言う事、本人様も一緒に来られていると言うこと金銭管理のサービスを使えばよかったのかと質問をしたところお金がかかることをするなと言われたこと何が正しいのかよくわからない事例でしたが、現在は都度電話対応することで落ち着いています。

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