介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)変形性関節症
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Yさんは美意識が高く、年齢を重ねたことで肌が汚くなっていくことを以前から気に病んでいました。
入浴介助に入っていたTさんはそれを知り、マルチ商材の石鹸をサンプルとしてプレゼント。Yさんも「肌が白くなる」と大変気に入り、サンプルを使い終わったら購入する意思を持っていました。
Tさんは以前から、サービス時間が終わってからも話し相手としてYさんの自宅で時間を過ごしていたことも判明。Yさんからの信頼を得ていました。
他のサービスに入ったヘルパーが石鹸に気づき、Yさんから話を聞いて事業所に報告。TさんはYさんのサービスから外れることになりました。
その後、他の方も掃除道具などの勧誘をされていたことが判明。もうしないようにと注意をした状態です。
また、その人のサービス先には気を付けるようになりました。(一人暮らしで財布の管理もご自身でされている方は避ける、違うサービスで入った他のヘルパーにも注意を促すなど)
対応者の中での対応
事前にこのような事態が起こることを想定し、雇い入れ時に禁止事項として注意をするべきでした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
サービス提供責任者をしています。
Yさんは認知症ではなかったことから、Tさんは問題ないと思っていたとのこと。
むしろいいことをしたと考えているようでした。
雇い入れ時の雇用契約書などに、マルチ商材の購入を促すことを禁止事項として入れておくこと、利用者には公平なサービスを提供する必要があるので、サービス外のことはしないようにと周知を徹底することで、同様のケースの発生を抑制できると思っています。
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