介護施設の事例
施設名: 居宅介護支援事業所
居宅介護支援事業所ケアマネージャー(介護支援専門員)変形性関節症
対応者
対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Tさんは実子がおらず、夫は他界し1人暮らしの女性です。
膝や肩関節に問題があり重たい掃除機がもてないため、ヘルパーを依頼していました。
本人様は年齢から考え人生経験もとても豊富。
結婚は2回経験されております。家族の仕事や姉妹の結婚の関係からアメリカで過ごしてきた過去もあります。再婚前はホテルでの清掃業なども務めておられたそうです。
人当たりもとても良いTさん宅で先日ヘルパーさんが咳き込み「うがいをさせてください」とヘルパーが申し出たところ、快く承諾しコップも貸したそうです。
しかし、そのヘルパーは洗面所ではなく台所のシンクで嗽をしたそうです。何度も・・・。食事を作る場所であり得ません。
しかもこのコロナの時期消毒等もせずだったそうです。
この件で利用者様は常識がないと激怒しました。
Tさんはケアマネージャーである私に興奮して連絡してきました。「こんな非常識な人は今まで見たことない」と「担当を変えてくれ」と連絡してきました。
事情をまずお伺いし、Tさんの気持ちを傾聴いたしました。
その後ヘルパー事業所へ連絡し、事実確認を行い担当を変えてもらうよう配慮してもらいました。
対応者の中での対応
まず利用者様の話を電話で伺い、自宅に向かい顔を合わせ話を傾聴したこと。
ご本人様の気持ちが落ち着くまで話を傾聴したこと。
その後時間を空けずにすぐヘルパー事業所と交渉し迅速に動いていただき、両者揃って話し合いと事業所からの謝罪を受けたこと。
今後同じ事例が起きた時の対処法
事業所に所属しているヘルパー教育が行き届いているか、普段の事業所との横のつながりをしっかりもち情報の共有ができるようにする。
また普段からヘルパーさんの癖や行動を確認できるようにモニタリングを行うこと。
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