介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)サービス提供責任者閉塞性動脈硬化症
対応者
対応者 サービス提供責任者
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
Oさん、男性70歳1人暮らし。
1年前に心筋梗塞を発症、身体低下により日常生活に支障が出現し、地域包括支援センター職員が訪問介護認定を受け要介護1の認定。
本人は無口であまり人がいる所は行きたくないとの希望もあり、食事と入浴介助支援での訪問介護サービスを週に5回利用される事になりました。
家人は息子夫婦が車で1時間の所に在住していますが、平日は仕事があり来られないとの事でした。
認知症はなく金銭管理は本人ができているので、食材のみの宅配サービスを利用しヘルパーさんが食材の調理をされていました。
食後の薬の管理もヘルパーさんに、飲み忘れがない様に家人がお願いしていました。
本人の内服薬の中にワーファリン錠という薬があり担当者会議(ケアマネージャー・サービス事業所Kサ責・家人の参加)でもワーファリン服用の注意点は家族から訪問介護事業所へ注意点として説明がありました。
ワーファリン服用の注意点は、納豆、クロレラ、青汁などビタミンKを多く含む食品、セイヨウオトギリソウはこの薬の作用を弱めますのでこれらの食品に注意してほしい。
この薬の服用中は出血が止まりにくくなっていますので、ケガに注意してほしい。
ある日、ヘルパーさんが入浴介助をしその片付けをしている間に宅配の食材を玄関にとりに行かれたOさんは、玄関のドアで腕をぶつけてしまいました。軽く擦過傷ができてしまい出血がありました。
たいした出血ではなく、本人も大丈夫だからと自宅にあったバンドエイドをはりました。
ヘルパーは業務時間が終わりサービスを終了。
翌朝、お嫁様から昨日父親から血が止まらないと電話があり息子が確認に行くと何時間も血液が止まらず、かかりつけ医に連絡し処置をしてもらった。ワーファリン錠を服用している事を知らないのですかとクレームになりました。
その注意点を現場に入るヘルパーに伝達不足によりクレームになりました。
対応者の中での対応
悪い点は、重要な利用者の情報や家人から言われたヘルパー業務中での注意点としての引継ぎがぬけていた事が原因でした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ヘルパーは現場でどの様な業務をするかは、手順書を確認しながら訪問介護業務を行います。
内服内容、内服薬品名が記されていても内服薬の主作用、副作用はわかりにくいものです。
特にこの様な特殊な内服薬を服用されている場合は、必ず注意事項として引継ぎをしっかり行う事が必要です。
利用者が認知症や出血が止まらない事も理解できずに、1人で数十時間、出血したままも想定されます。
ワーファリンを服用時は、本人が大丈夫と言われても主治医に報告し適切な指示を仰ぐこと、又ヘルプ中にその様な事がおきた場合は必ず家人やヘルパー事業所へ報告をする事は責務です。
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