介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームケアマネージャー(介護支援専門員)認知症
対応者
対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
トラブルが起きた背景
Aさんは短期記憶の保持は1時間程度できる軽度の認知症です。
6月の梅雨の時期の特養の朝食の場面での出来事ですが、Aさんは朝食のパンを食べきれなかったので、残したパンをティッシュにくるみシルバーカーのかごへ入れて持ち帰ろうとしました。衛生上その場で食べきれないものは処分する決まりなので、預かりましたが、パンを残している記憶だけが残っており、預かった記憶は忘れてしまい盗まれたと、ものとられ妄想が出現しました。
その後説明するも納得はせず、周りに方にもパンをKさんにとられたと言いふらしていました。ですが、数時間後には忘れてしまい、その場は治まりました。
食べかけのパンを衛生上常温で保管することは望ましくないため、職員がその場で処分していくようにして食中毒の予防をおこなっています。
このときに処分しますとは話さずに預かりますと話したのには、Aさんの「私は自己管理ができるのに・・・」という、自尊心を傷つけないようにする意図がありましたが、結果的にはAさんにとってはどちらも不愉快だった様子です。
対応者の中での対応
悪かった点はAさんの自分はまだしっかりとしているという気持ちをしっかりとくみ取るようにするべきだった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
Aさんの普段の食事量を把握し、食事提供前にその方に見合った食事提供量を調節するべきです。
また、提供前に事前に切り分け先にある程度の量を保管しておくと衛生上は3時間程度はおけるので、Aさんの満足のいく形での食事の預かりができたのではないのかと思います。
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