介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームケアマネージャー(介護支援専門員)脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

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トラブルが起きた背景

jさんはてんかん発作による右麻痺があり、普段は歩行器を使用しないと自立歩行が安定しない方です。jさんはもともと構音障害もあり自分の訴えを他者に伝達が困難にあります。ある日、帰宅願望が強く、自分でエレベーターにのり施設外へ出ようとしたところを発見しています。
とてもじゃないですが、ひとりで外出しても目的の場所までいけません。言語の理解も脳血管認知症の進行によりできにくくなっています。何度も状況を説明し、外には一人ではいけないことを伝えるも通じず、そのあとも自分でエレベーターに乗ることが3回ほどありました。
言語の理解力不足、構音障害により他者に気持ちの伝達が困難の為、介助者が理解するのに時間がかかります。
その為、根気強く何を伝えたいのかを理解し、何度も説明しましたが、結果的には時間の経過が解決し夕食の時間になると帰宅願望を忘れ夕食をたべ、そのまま就寝しました。

対応者の中での対応

同じ対応をして同じ結果しか生まれず何も解決できず、対応方法を変更するべきでした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

元々の性格が頑固で人の言うことを聞くタイプではないと家族の面会で発覚し、それに拍車をかけるようにコミュニケーションの障害がありました。
それをふまえて、一度職員と一緒に外へ出かけて本人の好きなように行動をすることも大事だと思います。
人のいうことを聞かない性格なので、一度自分で体験することにより、希望をかなえられ満足することにもつながると思います。

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