介護施設の事例

施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員/女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 Ⅲb

性別 女性

トラブルが起きた背景

担当していたHさんは感情の起伏が激しく、穏やかな時と機嫌が悪い時ではまるで別の人格の様でした。
機嫌が悪い時は私に対して暴言、八つ当たりが日常茶飯事。
怒鳴り散らし、一定時間が経過すると落ち着き穏やかに戻る。
そんなHさんの扱いには慣れていたつもりだったのですが、ある日事件が。
上手にご飯が食べられず機嫌を損ねてしまいイライラがつのったのか、私に手を挙げたのです。
私の髪を引っ張り頭を振り回し、強い力で突き飛ばされました。

突然の出来事にパニック状態になってしまった私は部屋を飛び出し、先輩に助けを求めました。
その後は先輩がHさんをなだめてくれ、事は収まりました。

対応者の中での対応

すぐに助けを求めた点。

今後同じ事例が起きた時の対処法

介護の世界では突然のトラブルはつきもの。
頭では理解しているつもりでも、いざ自分の身にトラブルが降りかかると誰しもが混乱してしまうと思います。
暴言等は右から左へ受け流すことが出来ますが、手を出してきた場合はそうはいきません。
その様な場面に遭遇した際には一人で事を収めようとせず、必ずすぐに助けを求める事が大切です。
万が一取り返しのつかない事態になってしまった場合、自分自身だけではなく介護者とその家族の心にも傷を負わせてしまうからです。

そうならない様、危険を感じたらすぐに助けを求める。
肝に銘じてお互いに頑張りましょう。

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