介護施設の事例
施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱa
性別 男性
トラブルが起きた背景
2年前にKさんに日常生活全般の介助ということでヘルパ-でkさん宅に隔日につめておりました。子供さんは遠距離に住んでいるので、利用者さんとヘルパ-のいい人間関係が構築しやすく、私としては対応しやすい利用者さんでした。お世話している間に様々なことも話されるので、事情が分かってきて、子供さんとは勘当状態になっていることもだんだんわかってきました。それはあまり深入りしては問題なので流していましたら、そのうち「jinさんにいつも世話になってます。子供は少しも私のことを気にかけていない。私はjinさんに財産をすべて譲ることにする。」ということをおっしゃりました。私はやんわりと流していると、しばらくして遺言書を出してこられて、財産はjinさんに譲るという内容のことが書かれてありました。これは、まずいということでケアマネに相談して、担当を変えてもらうことにしてうやむやにしてしまうことが出来ました。
対応者の中での対応
仕事としてヘルパ-として来ているから、担当変えがあるというわけのわからない理由が、kさんに理解してもらえたこと。「そうか、それならばしかたない」ということで納得してもらえたことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
基本的に利用者さんとヘルパ-さんはいい距離感を保つことが大切です。その為に、利用者さんの趣味とか個人的な話を聞いてあげることは絶対に必要ですが、それが場合によっては面倒なことにつながることもあります。今回のように、労働に対しての対価として、過分なものを貰うという状況、遺産相続するというようなことはあってはならないし、最初に利用者さんにきちんと伝えておかねばならないし、その後も忘れることが多いのでさらりと伝え続けることが必要です。
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