介護施設の事例

施設名: 訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーション支援相談員骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 支援相談員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅱa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

だいたいの利用者さんが、お昼ご飯後にお昼寝をするのですが、その最中に起こったトラブルです。
急な体調変化に関しては、活動中であれば比較的早い段階で気づくことが出来るのですが、このお昼寝中というのがなかなか厄介なものです。特に静養室の奥の方に休んでいる方はなかなか目が届きにくいのですが、まさにそこで休んでいた利用者さん。
静養時間が終わると普段は自ら起床してくるのですが、最後まで起きてこなかったので声掛けをしたところ、意識を失っている状態でした。
気付いた段階ですぐさま救急搬送。幸いな事に救急隊の対応が早く、命に別状はありませんでしたが診断は「脳梗塞」の再発。
いくら、今現在はバイタルが安定しているからといえ、脳系の質病の再発リスクはいつまでもついて回るものです。
大きな後遺症が残らなかったのが何よりです。

対応者の中での対応

救急搬送の際は、段取りや職員の役割分担が必須です。
気付いた人は当然、利用者さんの応対をしながら看護師が駆けつけるのを待ちます。基本的に利用者さんの応対をする人と合わせて、記録を残す人も必要です。万が一命に関わったり訴訟に発展することがあれば、どこからどこまでが適切な対応だったかを証明するためにも時系列での記録が必須になります。
それから連絡調整。救急車の要請と主治医、ご家族、ケアマネ、必要に応じて包括や保険者への報告が生じます。
今回の件に関してはこういった段取りはほぼ、スムーズだったと思うのであとは異変に気付ける体制作りでしょう。

今後同じ事例が起きた時の対処法

入所系だと夜間の巡回は概ね2時間に1回程度。それを考えれば、通所中の昼寝時間なんて・・・と思っていましたが、実はこの昼寝の時間に纏わる事故やリスクは多いのです。
隣の方に踏まれたというトラブルもあれば、起き上がり時に転倒していた、自分で車いすに移乗しようとしてブレーキがかかっておらず転落…等。
でも動作に関する部分は物音などで気づけますが、ひっそりと体調を崩しました。。。という方に関しては正直、どうして気づいてあげたらよいのか僕自身分かりません。
強いて言えば、その日の午前中の様子に変化がなかったか?前兆となる点はなかったかを振り返る事が大事かと思いました。

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