介護施設の事例
施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱa
性別 女性
トラブルが起きた背景
3年前にkさんの所にヘルパ-として通っておりました。利用者のkさんは、認知症があり、特に二人の子供さんと日常の介護に家に出入りしているヘルパ-の私を間違うことが良くありました。またお金のことは、娘さんたちが懸念していて、通帳とか、キャッシュカ-ドは持たせないようしていましたし、財布も預かっておりました。そのことが、kさんにしてみるとたいそう不満らしく、よく私にもこぼしてられました。ただ段々認知症が進んできて、人の区別がつきにくくなってきましたら、ヘルパ-の私を娘さんたちと間違うことがひどくなってきて、日常介護で訪問すると「どろぼう、私の財布を返せ」と叫ぶようになりました。
対応者の中での対応
私の代わりに、男性のヘルパ-さんをkさん介護にあてることで、kさんのドロボウ騒ぎが収まったこと。
今後同じ事例が起きた時の対処法
認知症の現れ方は、十人の利用者がおれば、十人とも異なります。特に、いかにもおかしくなっている人ならばいいですが、そうでない人もいます。今、ヘルパ-で行った人と普通に話をしていたのに、突然アレキサンダ-大王が訪ねてきたり、今から火星にでかけるとか言い出す場合があります。その時に、「バカな‥違うでしょ」と否定しても、介護自体は前に進みません。やんわり受けて次に進むことです。おかしくなっている時も、利用者さんなりに理屈があるのですから、その理屈を上手く利用するのが得策であることが多いです。どろぼ-と間違えられるまでに、存在を利用者さんに毎回認識させるか、あるいは対応者をかえるというやり方が有効になります。
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