介護施設の事例
施設名: 訪問リハビリテーション
訪問リハビリテーション支援相談員骨粗しょう症
対応者
対応者 支援相談員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
トラブルが起きた背景
感染症というと今はコロナウイルスばかりが話題に上がりますが、そもそも僕らにとって冬の時期は非常に気を遣う時期です。
インフルエンザやノロウイルスなど、毎年当たり前のように流行期がありますので、施設内で発熱者が確認されるとそれこそ大騒動です。
この日来所したSSさんはご家族から、特に変わりなく生活していると申し送りされていましたが、施設に来所し朝のバイタル測定で37.5度。自覚症状は殆どないのですが、何度再測定しても熱は下がらず、午前中の活動を終える段階で、本日は念のため帰宅し静養。37.5度から下がらないままであれば一度受診するよう指示しました。
夕方にご家族様から、病院へ行った結果インフルエンザA型とのこと。
ここからが大変でした。その日利用し接触のあった方、特に同席、車が一緒だった方は2日間、その後の経過を確認して頂くことになります。
もちろん、ご利用はお休み頂くことになりますがそのご家族様からは相当のお怒りのお声を頂きました。
まぁ、通リハというサービスを考えるとレスパイトを重点的に主張されてもこちらも困るのですが・・・。
対応者の中での対応
とりあえず、良し悪しは別にしても、わかった段階で対応を図りましたので、その後の運営に差し支えはありませんでした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回は連絡調整に関する部分がメインになりましたが、施設内は施設内でまた厄介なものでした。
アルコール消毒は室内、風呂場、玄関、それから車。ありとあらゆるところを除菌消毒しましたが、参考までにですがインフルエンザにはアルコールが有効ですがノロウイルスだと次亜塩素系となります。
玄関は他のサービスの利用者さんや職員さんも出入りするのでより厳重に行いました。
今、世の中ではコロナウイルスによりてんやわんやしている事業所も多いかと思いますが、そもそも高齢者施設に関してはこういった予防策や対応策はもともと、当たり前のように行っていたこと。
たまに、次亜塩素系の空気清浄機などのCMを見ますが、そもそも、そういったものも必ず手入れは必要です。それには前提となる基礎知識が必ず必要になるので、それも踏まえて、本当にきちんと管理できるのかを考えながら購入を検討してください。
同じ施設での関連事例
新着の介護事例
総合閲覧数ランキング
関連ワードから探す
- アルバイト(11)
- ケースワーカー(20)
- ケアマネージャー(介護支援専門員)(43)
- サービス提供責任者(61)
- その他(19)
- 介護事務(15)
- 介護助手・介護補助(28)
- 介護福祉士(162)
- 介護職員(249)
- 介護職員(ホームヘルパー)(138)
- 作業療法士(15)
- 支援相談員(25)
- 機能訓練指導員(15)
- 歯科衛生士(2)
- 理学療法士(12)
- 生活支援コーディネーター(3)
- 生活支援員(11)
- 生活相談員(14)
- 相談支援専門員(12)
- 看護学生(1)
- 看護師(45)
- 福祉用具専門相談員(3)
- 管理栄養士・調理スタッフ(3)
- 管理者(施設長・ホーム長)(50)
- 臨床心理士(2)
- 薬剤師(3)
- 言語聴覚士(2)
- 運転手(介護ドライバー)(1)