介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護助手・介護補助認知症
対応者
対応者 介護助手・介護補助
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
トラブルが起きた背景
Uさんは、認知症がありながらも一人暮らしでした。近くには娘夫婦が住んでおり、娘の仕事後食事の世話などはされておりました。
トラブル当日は午前中に伺い入浴の介助の予定でしたが、到着後インターホンを鳴らすも応答がなく、娘さんにご連絡をし玄関まで入らせてもらい鍵が開いていたので中へと入りました。
普段は日中の徘徊は家の中だけで、外に出ることはないと確認しておりましたが、初めて外への徘徊がその時でした。私達はさほど慌てはしなかったですが、娘さんは初めてのことで動揺を隠しきれておらず、まず落ち着かせることを第一に行いました。二次災害になりかねないので。
すぐに再度娘さんにお電話を差し上げて状況を説明し、探したものの見つからず警察への届け出を出した後、駅構内で転倒しているところを救急隊から連絡が入り発見いたしました。
財布の中に身分証明が入っていたことと、携帯電話を所持していたため連絡がきたので良かったですが、見つかっていないとなるともっと大きなことになっていました。
幸いにもかすり傷程度の負傷でしたが念のため病院で診てもらい、大丈夫との判断でしたので自宅に戻りました。
この方には施設の入居を進めました。
対応者の中での対応
何度かこのようなことを経験しておりましたので、二次災害を防ぐようまず娘さんを落ち着かせたのはよかったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まず、私たち介護職のものがどのように対応するかというよりも家族、利用者そして看護や介護職の人たちがもっと密な関係であるべきと思います。
インターホンを鳴らして応答がなかった場合、一刻を争う場面もありますが、いちいち不法侵入にならないように家族に許可をとったり、本当に徘徊がないのかであったり情報交換も的確に行わないといけないし、もっと密な関係であるべきと思います。
その為に、予めリスクがある場合はこう対応しますと初めに伝えておいて、承諾を得ておくであったり、利用者さんとだけでなく、御家族の方とも定期的に連絡を取ったりすることがいざというときにより的確に判断し、利用者さんを救うことができるのかなと思います。
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