介護施設の事例

施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 Ⅲb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

2020年12月施設内でSさんが「家に帰る」と騒ぎ始める。
もともと帰宅願望はあったのですが、この日は何をしても落ち着かず、窓ガラスを割って外に出てしまいました。
夕方16時ごろ突然 ガシャン と音がして職員と私で部屋を見に行くと1F窓ガラスが割れていて、Sさんが外に出て歩こうとしているのを発見しました。すぐさま職員と私でSさんのところへ駆けつけ、ケガなどないか確認し施設へ抱えて連れてきました。
ケガは幸いにありませんでしたが、興奮は治まらないので、ご家族に来設してもらいました。
ご家族が来ることで、Sさんは落ち着きましたが、心配なのでその日は施設に泊まって頂きました。
窓ガラスは応急処置をして後日ご家族に弁償をしていただきました。

対応者の中での対応

音にすぐに気が付いて行動していた。

今後同じ事例が起きた時の対処法

不穏な行動は急なので、常に音や行動に対して敏感になっていなければなりません。
転倒等も一緒で、気づきませんでしたと言う回答が一番ダメな事だと思います。ご家族も其の回答では納得してもらえません。
命を預かる立場として、起こりえる事は早めの対策が必要だと思います。
現在、当施設では離設可能性のある利用者様は不穏時にご家族の自宅に少しでも戻るという方法をご家族と話をして行っております。余計にひどくなるのでは?という意見もありましたが、意外と落ち着いて「またくるね」といって施設に戻られる方がほとんどです。

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