介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Iさんは脳梗塞により左片麻痺となり、生活面では中等度の介助を要して生活していました。
歩行では一本杖を使い、片麻痺特有の歩き方で屋内は自立していました。
Iさんは週2回デイサービスに通っていました。送迎も車椅子を使わず、車への乗り降りも見守りから軽介助のレベルで、付き添いの介護士も安心して携わっていましたが、ある日車から降りる際バランスを崩して転倒してしまいました。急いで他のスタッフと共に車椅子に乗せベッドへ運びましたが、痛みを強く訴えたため救急搬送し、右大腿骨転子部骨折の診断となりました。ご家族は激怒し、施設へ責任を要求してきました。
転倒後、男性スタッフらにより車椅子へ乗せベッドへ移動しました。
他のスタッフはご家族へ連絡を入れ状態を報告し、痛みが強いため救急搬送の許可を頂き搬送しました。施設長が救急車に同乗し、病院でご家族と会い謝罪と説明をしました。

対応者の中での対応

悪かったことは、Iさんはいつも大丈夫だからと気が緩んでいたことだと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

転倒を未然に防ぐに越したことはありませんが、転倒した場合はなるべく身体を動かさないようにと学んだことがあります。
そして状況を見て、車椅子ではなくストレッチャーに乗車させるべきだと思いました。
万が一、転倒後に過剰に身体を動かした事により二次的な事故が起きてしまう可能性もあるため、冷静に対応するべきだと思います。

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