介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)ケアマネージャー(介護支援専門員)なし

対応者

対応者

対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Uさんはグループホームで生活しており、他の3人と一緒に週5回のデイサービスを利用しています。彼女は難聴であり、また軽度の知的障碍者でもあります。
ある日、入浴場面で腕時計を盗られるというトラブルが発生しました。脱衣籠の中に身の回りの品を一緒に入れておくのですが。入浴後そこに置いていた時計が無くなっているのに気づきました。大騒ぎとなり、スタッフ一同で探しましたが見つかりません。一緒に入浴していた利用者にも聞きましたが誰も知らないということです。無くした本人は半分パニック状態になり、大騒ぎをしていました。
とりあえず探すからと本人には落ち着いてもらい、ゆっくりと状況を分析してみました。先入観で人を見るのはよくないことだと思いますが、この人の荷物にまぎれこんだであろう人物を特定し、聞いてみましたがもちろん「知らない」の一言です。
犯人扱いして荷物を調べるのも躊躇されました。
そこで本人が在籍しているグループホームに出向き、Kさんの荷物にUさんの時計が紛れ込んでないか確認してほしい旨伝え、結果として発見することができました。

対応者の中での対応

良かった点でもあり、悪かった点ともいえるでしょうが、生活の場であるグループホームの方に確認を依頼しました。
利用者の最低限の人権を守りながら、無くなったものを探すのは困難なことです。
人間関係の密なグループホームのスタッフに確認をお願いし、見つけることができたのはよかったことだと思います。半面デイサービスで対処できなかったことに無力さを感じてしまいます。

今後同じ事例が起きた時の対処法

あってはならないことですが、利用時に物が無くなってしまったとき、最悪の場合は弁償するしかないと思っています。
そのために貴重品は持ってこないように伝えてあるのですが、今回のように腕時計などは最も気を付けなければならないものでしょう。
警察の取り調べのように一人一人尋問するわけにもいきません。ことが大きくなるとデイサービス自体の信用問題にもなってしまいます。
今回のように原因が絞り込めるものなら、他の部署の応援を求めることも一つの策かと思います。

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