介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)認知症

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Mさんはヘルパーに日常生活の支援を行ってもらい自宅で家族と共に暮らす認知症の方でした。
家族のレスパイトの為、月に何回か夜勤のヘルパー介助の依頼があり2、3人のヘルパーが交代で介助に当たっていたのですが、夜勤時必ず何回か細かく怪我をする事が多い様子が見られました。ご本人の自傷行為も時折見られていたので最初は自傷行為であろう。との事と家族、事業所ともにその見解でしたが、ご本人の認知症の進行が進むにつれ自傷の度合いがひどくなり腕を強く打ち付け大きなアザを作る事があり、ヘルパーからの虐待ではないかとの疑いトラブルがありました。
利用者ご本人からは認知症の度合いから聞き取りが難しい為、現場ヘルパー、家族とヒアリングを行いました。
事業所としては現場には第三者がおらず現場のヘルパーをを疑えば限りなく疑ぐる事ができる為、双方の意思や願いを聞き対応しました。結局、認知症が進み、自宅での生活が困難となり施設に入所される事によりこの虐待疑いのトラブルは終わりました。事実入所先でも自傷が多かったそうです。

対応者の中での対応

対応として良かった点としては双方の話に寄り添えた点。
悪かった点としてはトラブルの性質上必ずしも双方の納得できる話に落とせなかった点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

現場に第三者がおらず、なんらかの疾病により利用者とコミュニケーションをとる事が困難な場合限りなく検証が難しいトラブルになります。
家族からの疑いがあるならばしばらく現場ヘルパーを総入れ替えする。などの対応をとってみるのもありですが、なにせ慢性的に人手不足の業界ですので中々現実的ではありません。
現場に隠しカメラをつけてみるか、利用者の状態に合った施設での生活を勧めていくのが現場としては現実的な良い対応になるかと思います。

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