介護施設の事例

施設名: 通所リハビリテーション(デイケア)

通所リハビリテーション(デイケア)臨床心理士なし

対応者

対応者

対応者 臨床心理士/女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

トラブルが起きた背景

統合失調症でデイケアに通所されているOさん38歳は、一見すると精神疾患はなさそうな綺麗で普通の女性です。
統合失調症の発症のきっかけは恋人からのDVでした。
福岡の繁華街に裸同然の格好で大声で男言葉で意味不明の内容を叫んでいた所を警察に保護されました。
その後、病院の保護室で薬剤調整を経て状態が落ち着かれ、デイケアに通所されていました。
しかしもともと承認欲求が強かったこともあり、コロナ渦で人とコミュニケーションをとれなくなったことがストレスになったのか、再び妄想が強くなり、自宅アパートのエントランスで叫んでいた所を近所の方に通報され、現在保護室に入っています。
近所の方に通報される前にデイケアでの様子がおかしかったこともあり(現実と妄想を行き来している様子だったので、受診をさせ増薬していました)、自宅を訪問しましたが門前払いでした。どうすることもできず引き返しました。

対応者の中での対応

良かった点としてはOさんの退院前にクライシスプランを作成したことです。
悪かった点は、一人暮らしであるため、家に帰れば声掛けできる人がおらずなかなかプランを実行できなかったことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

病院にいるときは落ち着いていても、外の刺激に触れると妄想がすぐに頭を支配する様子が見られていました。
これまでもそれで何度も入退院の繰り返しになっているので、本当に退院しても大丈夫なのかをドクターに提言できるようになれればと思います。

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