介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)骨粗しょう症
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅲb
性別 女性
トラブルが起きた背景
有料老人ホーム夜勤帯での出来事です。
ある時、Nさんの居室から「ドン」という音がしたため訪室するとNさんが左側臥位になり居室のドア付近で倒れていました。
近くには歩行器があり、あそらくトイレに行かれようとして足を滑らせ転倒したと思われます。
中靴は履いていませんでした。訪室時Nさんは「転んだー」と泣きながら大きな声を出し動揺している様子でした。居室も真っ暗になっており足元も見えない状態だったと思います。
先ずは一緒に夜勤をしていたスタッフにピッチで応援を要請しました。
スタッフが来る間、意識の確認外傷は無いかチェックして待ちました。スタッフが血圧計と体温計を持って駆けつけ、その場で駆け付けバイタル測定を行い、Nさんをゆっくり起こし安静臥床にて様子観察しました。
Nさんが話せる状態だったのでどこが痛いのか聞くことができましたが、30分程たちNさんが嘔吐したため頭を強く打ったのではと思い直ぐにかかりつけ医に電話をして指示を仰ぎました。
医師の指示にて痛み止め等服薬指示あり対応し、その後Nさんは嘔吐を繰り返した為医師の指示の元救急搬送を要請することにし対応しました。救急搬送を要請している間管理者に連絡し管理者が救急車に同伴してくれました。
対応者の中での対応
良かった点は利用者の状態を細かく観察し主治医にいち早く指示を仰いだことだと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
救急搬送を要請する時は救急隊より、今の状態のほかに利用者の既往歴やかかりつけ医、現病歴も聞かれたりするので情報ファイルを手元に準備してからかけたほうが良いと思います。
闇雲に直ぐに救急車ではなく私たちの施設ではまずかかりつけ医に指示を仰ぐ事になっていたので今回はこのように対応しました。
主治医によっては、主治医経由せずに直ぐに119へとおっしゃる医師もいますので緊急時の対応や連絡先は常に確認しておく癖をつけた方が良いと思います。
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