介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)脳血管疾患
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 わからない
性別 女性
トラブルが起きた背景
Yさんは旦那様が亡くなった後、一人暮らしをされていました。
脳梗塞の後遺症による軽度の麻痺はありましたが、身体的には自立していました。ですがアルツハイマー型認知症を患っており、生活の一部に他人の支援が必要な状態でした。
私は食事を用意する為、週に3日訪問していましたが、ある日ご本人から会社に苦情の電話がありました。
ご本人の訴えは『ヘルパーが物を盗む』と言った内容でした。
泥棒にあった為被害届けを出す、区役所に訴えるなどとかなり興奮された様子でお話され、こちらの意見を聞き入れてもらえる余地はない状態でした。
サービス提供責任者の方から、サービス時の詳細についての聞き取りがありました。
勿論、物を盗むといったことは絶対ない為、考えられる原因について一緒に考えました。
当時ヘルパーを始めたばかりであった為、大きなリュックの中に着替えや雨具などたくさんの荷物を入れご利用者宅を訪問していました。
大きな荷物を持って帰る私を見て『物を盗んだ』と思い込ませてしまったのでは?との推測に至りました。
サービス提供責任者の方は、ご利用者に誤解である旨を説明し何とかおさめてくれました。私は不本意でしたが担当を外れる形となりました。
対応者の中での対応
良かれと思い万全の荷物を持参し、勘違いをさせてしまうような振る舞いをしてしまった点は反省しています。
一対一の仕事の為、お互いの為に信頼関係を築きなおすことより、担当を外れるという形を選択した点は良かったと思っています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
特に認知症を患う方の自宅に訪問する際は、最低限の荷物で訪問した方が良いと思います。
また慣れてきてもあくまでもお客様のご自宅であることを忘れず、お伺いを立てながら共に作業を進める態度が大切だと思います。
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