介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 わからない
性別 男性
トラブルが起きた背景
Tさんは独り暮らしであり息子さんがいますが遠方に住んでいます。
軽度の認知症ですが普通に散歩に行ったりすることができます。
ただ生活面全般で問題が多く例えば毎日食事はコロッケとごはんだけという揚げ物ばかりの食事、お風呂も一週間に一回程度しか入らない、着替えをしないといった衛生面でも問題がありそれが原因で栄養失調や皮膚病などで入院したことがあり改善するためにヘルパーとして訪問することになりました。
食事を作ったり毎日お風呂に入ったり洗濯をして綺麗な生活を送ることが出来Tさんも笑顔で過ごしていたのですが一か月後Tさんが事業所に怒鳴り込んできました。
ガス代水道代が前よりも何倍にも膨れ上がっておりお前らが払えとの事でした。
生活全般を変化させるため水道光熱費が上がるのは至極当たり前の事であり、事業所としては理解して頂けているつもりでしたがそれまでの生活があまりにも酷く水道光熱費も殆ど発生していなかったためあまりの上がり具合にパニックになってしまったようです。
遠方に住んでいるご家族の方に連絡を取り説明を行いました。毎月の食費や水道光熱費などを計算し生活に支障がない事を説明すると納得しそれ以降はトラブルが起きなくなりました。
対応者の中での対応
生活を改善させたので水道光熱費があがると伝えるのではなく一か月の年金をもとに支出を計算し十分に生活できることをご利用者様と理解することが出来たのは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ご利用者様の中にはヘルパーを利用するのが初めてであり知らないことが多い方も居ます。
生活面は変化しますが同時に金銭面でも変化することを事前にきちんと説明しておけば今回のような事態が起きることは無かったのではと思います。
認知症の方も居るので「知ってて当たり前」と思い込むのではなく小さなことでも説明することが大切です。
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