介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護職員骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 B2

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

特別養護老人ホームに入居されていたDさん。認知症というよりは精神疾患を患っているという感じの方でした。
頭はよく職員を選びます。立位はとれますが、常に床を這って居室内で過ごしている。
ナースコールは頻回でありトイレに行きたい訴えがほとんどであるが、時間の感覚が短いため排泄がないことも多い。
職員も対応にほとほと困り、少し煩わしく対応をしてしまったこともあり、対応職員に噛みつく等の暴力行為が出てくるようになった。
噛みつかれても、ひとまず冷静に対応をする。決して職員は大きな声は上げない。
本人がなぜナースコールを頻回にならすのか、なぜ再三訴えを起こしているのかをアセスメントを行う。
ナースコールで呼ばれた際は本人の訴えをそのまま聞かず、別の話をしてみて気持ちの変化があるか確認する。

対応者の中での対応

話の方向性を変えるだけで、気持ちが落ち着くことがある。
「呼んでごめんね、寂しかっただけなんよ」と言われた言葉が今も忘れられない。

今後同じ事例が起きた時の対処法

ケアマネと相談し、認知症の診断ではあるがエピソードを伝え、専門医につないでいただき確定診断をきちんともらい内服薬の調整が必要であった。
また、職員の対応の平均化を図り、冷たい態度が利用者様に出ないようにスキルを上げる必要性があったと考える。

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