介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム介護職員脳血管疾患
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 C1
認知症の状況 M
性別 女性
トラブルが起きた背景
特別養護老人ホームに入居しているOさん。
ほぼ寝たきりでしたが、食事だけは大好きで離床して食事をとります。
性格は明るく、発語がでないため「あー」「うー」の単語程度。表情で職員も状況把握をします。悪戯好きのOさんはおむつ外しが日常で私たちを困らせては愛嬌ある笑顔をだし職員とコミュニケーションをとっていました。ある日を境に食事量が低下してしまったOさん。体重がみるみるおち、主治医より経管栄養を打診されました。
自己抜去をするのではと職員間でも検討があり、食事が好きなOさんにまた口から食べてもらいたい。その考えで、鼻腔栄養を家族とともに決断しました。
しかし、結果としてはやはり鼻腔栄養のチューブを自己抜去することが続きました。
内科的にも、脳的にも問題はなくただただ食事を嫌がるOさん。口腔の問題もなく頭をかかえておりましたが、水分も飲まなくなり体調も悪化。最終的にはボタン式の胃ろうに切り替え、自己抜去することなく、栄養をまず取ってもらおうと言う事になり手術となりました。
対応者の中での対応
職員皆で検討できたことは良かったと思う。
Oさんの好きなことやこれからのことまで検討ができた。結果としては遠回りになってしまったが、その姿勢に家族より感謝された。
今後同じ事例が起きた時の対処法
言葉を聞き取れないことは一番きついことであるが、入所という狭い世界だからこそ、毎日長時間でその方にかかわることでの信頼関係の構築ができていた。
だからこそ、まずOさんの立場にたっての検討が皆でできたのではないかと思う。
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