介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護職員骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 M

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Sさんは重度の認知症であり、意思の疎通が困難でした。
歌は好きで、懐かしい童謡は一緒に歌い楽しむことができました。
Sさんは常日頃からろう便行為があり、壁も本人自身もろう便での汚染が絶えませんでした。
緩下剤による内服コントロール、排便コントロールを行いましたが、ろう便は収まりません。
部屋や服は便の匂いがひどかったです。排尿は間隔があるようで立ち上がる事があればトイレに連れて行くと便器内での排尿は成功していました。
まず、職員間で情報の共有を図りました。排尿時と同じで立ち上がるサインなどが出ていないかを再検討。薬は飲んでいるが、排便の間隔はどれくらいかなど話あいました。
排便したいときは必ず機嫌が悪くなることが情報として多かったため、機嫌が悪くトイレ誘導の拒否がでることもあるが、手をかえ人をかえまず誘導することから始めました。

対応者の中での対応

拒否が強く、唾をかけられることもありましたが、好きな童謡等をうたいながらまず機嫌よくトイレに行ってもらえるよう職員間で好きなものの共有もできた。

今後同じ事例が起きた時の対処法

本人のアセスメントをケアマネ・看護師を含め皆で検討することで、いろんな専門分野からの情報の共有ができた。
本人が好きなもの、機嫌が悪くなる理由等こまめに話、共有ノート等に書きこみ出勤時間の異なる施設勤務でも皆で検討できる環境が良かった。

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