介護施設の事例
施設名: 訪問看護
訪問看護作業療法士骨粗しょう症
対応者
対応者 作業療法士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Nさんは一人暮らしで、エレベーターのないビルの4階に住んでいました。
普段自宅内は独歩、リハビリでは階段は手すりを使用、屋外は杖を使用して移動練習をしていましたが、一人で屋外に行くことはありませんでした。
ある日訪問したところ、インターホンに反応がありませんでした。幸い自宅の鍵は開いていたので、入室したところ玄関まで這って移動していました。
話しかけに返答はあるものの意識は朦朧としており明らかにいつもと違う様子でした。
訪問する2時間ほど前に、歩いている時に転倒、そのまま起き上がれずうつ伏せの状態でスタッフが来るのを待っていたとのことでした。
バイタル計測し、会社の管理者、ケアマネージャーに状況報告し救急要請の指示を受けたため、119へ連絡。
救急隊が来るまでご自宅で待機していました。
対応者の中での対応
状態を確認し、管理者は報告、指示を仰げたことは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
一番は一人で判断しないことです
訪問した家で予期せぬ事が起こっていると焦ってしまい、思わぬ行動を取ってしまうスタッフもいました。
自分の行動が、利用者の命を左右することを考えると、必ず管理者へ報告し指示を仰ぎ、迅速に対応することが良いでしょう。
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