介護施設の事例

施設名: 通所リハビリテーション(デイケア)

通所リハビリテーション(デイケア)管理者(施設長・ホーム長)なし

対応者

対応者

対応者 管理者(施設長・ホーム長)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅱa

性別 男性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

高齢のリハビリテーション施設においては比較的若い男性のご利用者様による女性職員に対するセクハラのトラブルです。

ADLは右半身麻痺による杖歩行、要介護2の方。装具を着用しておりますが更衣や洗身、洗髪の動作は介助が必要な方なのですが、以前から年齢問わず女性職員の体を触ったり、プライベートな性生活に関する発言等、私が不在の時間帯を狙ってそのような言動が目立つ方で再三注意喚起しておりました。

ある日、若い女性職員を採用する事になったのですが、その職員が3か月経ち、ようやく慣れ始めた頃の事です。

当事者の方は着脱に時間が掛かる方で、他の方の入浴が終了し、こちらの方だけが残り若い女性職員とベテランの女性職員2名で更衣介助を行っていた時の事です。

若い女性職員が体をかがめてご本人の装具を着用していると、この方、健側の手を伸ばしTシャツの中から直で彼女の胸を弄るというトラブルが起こりました。

まだ20代前半でこれから福祉職員としての未来を見て頑張り始めた矢先の、他の職員にとっては「またはじまった」と思うような事ですが、彼女にとっては衝撃的な出来事で、顔を真っ赤にして泣きながら休憩室へ駆け込んだという事がありました。

対応者の中での対応

再三注意をしていたにも関わらずの出来事でしたので、この男性利用者様には申し訳ないのですが、これまでのセクハラの言動とそれに対する注意事項、および今回のご本人の行動とその後のご本人の発言について、ご家族様及び居宅介護支援事業所のケアマネへ説明。以前も、以後同様の事があれば通所停止との覚書を取り交わしておりましたので、今回は利用継続が難しい旨お伝えし、利用中止の運びとなりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

原則的な部分で言うと、介護に関しては同性介助が望ましいと言われておりますが、人員配置上、そのような配慮を徹底する事は難しく、又、介護業界全体がまだまだ女性職員の比率が多い現状となっております(給与面を考えてもそうならざるを得ないかなぁと思います)。
ですが、利用者さん側からすると、女性の利用者さんの中には男性に入ってほしくないという方は多い反面、男性の利用者さんからも男性よりも女性の職員に介助して欲しいという意見が圧倒的に多く、その意見に甘える形になっているのは世の中の流れとしても仕方ない事と思います。

ですが、特に年齢が現役世代の利用者さんにとっては、自分が裸でいる場面で薄着の女性に対する欲情というのはどうしても拭いきれないもの。

良いのか悪いのかはわかりませんが、この件以降、この若い女性スタッフは肝っ玉母さん並の心の強さをもって、今も頑張って仕事をしております。

ですが、この女性に対しても一つ注意させて頂いた事があります。

それは、入浴介助中の着衣です。

濡れても大丈夫な服装・・・という事で、彼女は自宅の古いTシャツを入浴介助用に持ってきたのですが、このTシャツの首元が広がっており、前かがみになると確かに胸元の下着が見えてしまうのです。

やはり利用者様とは言え男性である事は変わらないのですから、その点はこちらとしても配慮しなければなりません。

同様に、当時の主任が女性のベテラン職員でしたので、主任の方からも服装で気になる点がある際はその都度指摘して頂くように指導しました。
これは、入浴介助時に限らず、服装に関しては当時のイメージだと介護員はジャージという認識が強かったのですが、利用者さんは皆様、通所する為に人一倍お洒落をして通所するわけですから、その気持ちに対する御もてなしに「ジャージ」というのはいかがなものかということで、ユニホームを固定。
下は黒のパンツ、上はグレーのポロシャツで固定。
入浴着に関しても施設でユニホーム代として支給し、ユニクロの速乾性の高いシャツを支給しました。

0 0 投票
役に立ちましたか?
購読
通知する
guest
0 コメント
最も古い
最新 いいね!順
インライン・フィードバック
全てのコメントを表示
記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ

0
ご質問、ご意見、ご感想をお聞かせください。x