介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)ケースワーカー骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 ケースワーカー

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Iさんは関節リウマチの他、アルツハイマー型認知症に罹患していました。
娘様と同居していたのですが娘様は就労していた為、日中一人にはできず週5日でデイサービスを利用していました。
朝お迎えに行くと『具合が悪いから行きたくない』と通所に対して拒否がありました。
日頃からあまりデイサービスへの参加に対し消極的な部分があった為、体調不良の訴えを聞き入れずいつも通りデイサービスにお連れしました。
到着してすぐ椅子に座ってられない程体が傾き、看護師の判断により救急搬送される事態となってしまいました。
診断名は脳梗塞でした。幸い後遺症も残らず早期退院をされたのですが、ご家族からはなぜ具合が悪いと言っていた本人の言葉を無視して、無理に連れて行ったのかと苦情となってしまいました。
ご家族には、デイサービスを休むと日中一人となってしまう為、デイサービスに来ていただいた後デイサービス常駐の看護師に診てもらい、医療の判断により適切に対応するつもりであった旨を説明しご理解をいただきました。

対応者の中での対応

悪かった点としては、日中独居の状態を回避する為どうしてもお連れしたいという気持ちが先立ち、ご利用者のバイタルサインを見逃してしまった点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用の前にデイサービスを休んだ場合の対応をケアマネージャー、ご家族を交え話し合っておく必要があると痛感しました。
また認知症があってもその方が伝えて下さるバイタルサインに対して、しっかりと耳を傾け対応することが大切だと思いましたした。

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