介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)介護事務なし
対応者
対応者 介護事務
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Sさんは週に2回ご利用されている方で、認知面など特に問題なく、転倒のリスクは少しだけありますが、比較的介護度の低い方です。
お帰りの際に、エレベーターの前に行き、見守り兼、お見送りするようにしているのですが、ある日Sさんが一番最後に乗る順番になり、私に近づいてきました。
そして、私に紙に包まれた何かを渡そうとゴソゴソと押し付けてきました。
ふだんからご利用者様同士、もしくは、スタッフへの物の譲渡は禁止させていただいておりますので、その時もとっさに「ダメですダメです」と抵抗したのですが、他のご利用者様の皆さんとスタッフもエレベーターからこちらを見ていて、Sさんも怖いくらいの形相でこちらを見ているので、やむを得ず受け取りました。
皆さんがその場にいなくなってから、中身を確認するときゅうりでした。丹精込めて作られたきゅうりだと思うので、今回は有難く頂戴しました。
介護スタッフにすぐに相談したところ、お返しするのはSさんのご気分を害するだろうから、今回は受け取っていいでしょうと言われたので、受け取ることにしました。
他のご利用者様に見られてしまったのは、良くなかったなと思いました。
対応者の中での対応
物の譲渡の禁止という基本的なルールを守らなかったのは私が悪いと思うのですが、受け取ることで結果的にSさんのご気分を害することは避けることができたので、結果的には良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
物の譲渡は禁止という基本的なルールは、きちんとお伝えするべきだと思います。
ただ、その場その場で、臨機応変に対応することがとても大切で、一番大事なのは、ご利用者様のご意向だということを念頭に行動すべきだと思います。
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