介護施設の事例
施設名: 地域密着型通所介護
地域密着型通所介護介護職員骨粗しょう症
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 B1
認知症の状況 Ⅲa
性別 女性
トラブルが起きた背景
Hさんは中度認知症とパーキンソン病を患っていて脳梗塞の後遺症で言語不明瞭で左半身に軽度の麻痺がある患者様でした。御自宅では御家族の介助の下で歩行器移動をし、外出の時は車椅子移動をされているとの事でした。
リハビリの一環として当所に週に二回通所されていました。
その日は何時ものように体調管理の検温や血圧測定による体調管理の後、午前中のリハビリやリクリエーションをされて昼食後にお昼寝をされたあと入浴されました。
お風呂から上がって職員の介助の下で着替えをされたあと休憩の為、食堂でおやつを召し上がる際の出来事でした。
Hさんが車椅子から座席に移動しようと動いた際にバランスを崩して車椅子から転倒してしまいました。
すぐ側に居た数名の職員によりHさんは座席に移動させられ、看護士の入念な確認を受け幸い怪我は無さそうでしたが、言語不明瞭の為に意思伝達が出来ない可能性があるとの判断により、併設されている病院へ移送して医師による診察-X線検査-CT検査を行った結果異常なしと言う診断が出されました。
対応者の中での対応
すぐに医師による診察を受けて貰えたこと。
今後同じ事例が起きた時の対処法
転倒トラブルの原因はHさんの衣服がお風呂上がり着替えの時車椅子のひじ掛け下をスライドさせる為のストッパーに挟まってしまった事でした。
今後は患者様の動きだけではなく、衣服等の着脱時のケア等も徹底的に行って複数の職員で確認し合う事で再度このような事故を起こさない様に行動します。
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