介護施設の事例
施設名: 地域密着型通所介護
地域密着型通所介護介護福祉士認知症
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅱb
性別 男性
トラブルが起きた背景
Tさんは認知症があり、その影響による被害妄想、具体的には物とられ妄想が時々見られます。
Tさん宅に訪問サービスを行うのですが、サービスの1つに買い物の代行があります。
Tさんからお金を預かってTさんから依頼された商品を購入し、商品とおつりとレシートをお渡しするのですが、時々おつりが足りないと怒り出すことがあります。
介護スタッフがレシートと購入した商品を見せてゆっくりと説明するのですが、なかなか理解することができずスタッフに対し泥棒と叫ぶことがあります。
Tさんの家族(同居ではない息子夫婦)もTさんに認知症による物とられ妄想があることを理解しており、訪問スタッフを疑うことはありません。
その為、家族との連絡ノートに購入したものとレシートを記し、本人に物とられ妄想があったこと等をお伝えするようにしています。
対応者の中での対応
Tさんの認知症による物とられ妄想について、家族が比較的理解しているため、家族との連絡を密にするために連絡ノートを作成するなど、家族との信頼関係を構築できたことは良かったと考えています。
今後は、可能であればTさんと一緒に買い物をするなどをして少しでも訪問スタッフに対する不信感がなくなればよいと考えています。
悪かった点として、どのような状況の時にTさんの物とられ妄想がでるのか分析が足りなかったと感じています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
Tさん本人は認知症のため理解することが困難であるため、家族との信頼関係を築き、訪問スタッフに対する不信感を与えないようにし、家族の方からもアプローチをしてもらえるようになればよいと考えています。
また可能な限りTさん本人も買い物に同行してもらえるような声掛けを工夫したいと思います。
また当時の時間や食事量、便秘の有無などの状況を詳しく分析することによりどのようなときに物とられ妄想がでやすいのかその傾向がわかればよいと考えています。
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