介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)管理者(施設長・ホーム長)なし

対応者

対応者

対応者 管理者(施設長・ホーム長)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Aさんがデイサービス利用中に、他のご利用者の方との会話の中で、あの職員が私のカバンから財布を抜いたのよという内容が耳に入ってきました。認知症の診断を受けている方だったので、最初のほうは流していたんですが、その話を聞いた他のご利用者の方が同調していまい、騒ぎが大きくなる前に手を打たなければならないと思い、介入をしました。最初のほうは納得しないAさんでしたが、自身のカバンを持ってきて、中から財布が出てきたことをきっかけに少しずつ落ち着きを取り戻していきました。

対応者の中での対応

認知症の人には伝えるよりかは現物を見せるほうが納得するので、そういう対応に切り替えたのは良かった点です。悪かった点はデイサービスは原則金銭の持ち込みをしないので、そこの統制が出来なかった部分が悪かった点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

認知症の方の対応は学校で習う教科書通りにならないケースが多々あります。その方が悪いのではなく、認知症という病気がそうさせているのだという認識を持ったうえで、認知症の特徴をしっかりと理解し、その方の生活背景も理解したうえで、状況に応じてその時にベストだと思った判断のもとに行動をしていただければと思います。100パーセントの正解は存在しません。ですので、仮にうまくいかない対応になってしまったとしても、傷つかないでいただければと思います。自分に自信を持ってください。

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