介護施設の事例

施設名: 生活介護

生活介護介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅱa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

2008年、認知症対応の老人ホームでの出来事です。入社1年目の職員Aさんは、まだあいさつ程度しか接点のなかった入所者のBさんのところへ初めて居室の環境整備に入ることになりました。
Bさんは初々しいAさんのことが気に入り、居室の清掃をしてくれたからとおやつをくれ、Aさんはお返しにと肩たたきをしました。
Bさんはおしゃべり好きなものの自己主張の強い方で、以降毎日Aさんに限らず職員に肩たたきを要求するようになりました。
Bさんは「入ったばかりの子がしてくれたのに、あんたたち先輩がしないってないよ。なってないね」と主張し、Bさんの家族も巻き込み、対応しきれない職員側とトラブルになってしまいました。

対応者の中での対応

Aさんは、Bさんといい信頼関係を作ろうとし、良かれと思って肩たたきをしました。その時は喜んでもらえたものの、それが毎日の業務としては行えない事情を知らず、結果として他の職員とBさんの関係を悪化させてしまうこととなってしまいました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

ご利用者様と信頼関係を築くことは、福祉の仕事をするうえで基本であり大変重要なことです。しかし入所施設、在宅を問わず、常にチームで行うことでもあるため、自分一人の行動が影響することは多岐にわたります。気遣いは大切、でも気遣い方を考えることも同じくらい大切なことです。一人で悩まず、思ったことは先輩に相談し、なにがいいことなのか、してはいけないことの理由はなんなのかを知り、チームの一員として求められることはなにかを考えていってほしいと思います。

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