介護施設の事例
施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
グループホームの利用者が浴槽に頭から落ちた事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
入用介助中、職員が目を離した隙に立ち上がりバランスを崩し浴槽へ頭から落ちた。浴槽へ落ちる際に蛇口付近で頭を打ち3針縫った。
すぐに責任者に報告し傷口を見せた。出血はあまり見えず深く切れていたので病院へ連絡。その次に入居者Iさんの御家族に連絡し責任者、介護職員Tがグループホーム社用車にて近場の病院へ向かった。 介護職員Tも状況を改めて御家族に説明し理解された様子であった。 脱衣場から入浴室までは隣同士なので、物忘れをしていても手を伸ばせば届く範囲と思った介護職員Tのミスであり、今後このようなことがあってはならないと感じた。 今回は重傷にならず比較的軽傷で済んだが深く考えさせられました。
もしもの緊急事態を想定し1人での対応が厳しい場合、他の介護職員の手助けや援助をお互い手を取り合い協力する事を話し合いました。 入居者様の生活を面倒見させて頂く立場なので責任と自覚を持ち働いていけたらと思います。
トラブルが起きた背景
昨年の11月頃、福岡県内のグループホームにて入浴介助を行った。
当時の入浴介助者は介助職員Tで、入浴介助患者Iさんは認知症、右手の身体障害、両目視力低下でほぼ見えておらず1人での歩行も困難な状況だったので、褥瘡も出来ており毎日歩行訓練も行っていた。
その時もベッドから手を添え脱衣場まで歩行訓練を兼ねて歩行し、脱衣場で脱衣をするもIさんはその日酷く脱衣を拒んでいた。
声掛けを行いながらもなんとか脱衣を行い、本来は浴槽マットで入浴介助を行うところ、視力低下で目が見えないのと寝たきりで褥瘡が出来ているため、浴槽チェアでの入浴介助になった。
問題の点となったのはここからで、浴槽チェアに座ってもらい、介護職員Tが洗浄タオルを脱衣場に置いたままだったため1秒程目を離しタオルを取り振り返ると、入居者Iさんは立ち上がり目が見えないので手探りで周りで触れる物を探すも見当たらず、そのまま足のバランスを崩し浴槽へ頭から落ちた。
とっさだったため介護職員が引き上げるも、浴槽へ落ちる際蛇口付近で頭を打ち付け3針程縫い合わせることになった。
対応者の中での対応
すぐに責任者に報告し傷口を見せた。出血はあまり見えず深く切れていたので病院へ連絡。その次に入居者Iさんの御家族に連絡し責任者、介護職員Tがグループホーム社用車にて近場の病院へ向かった。
介護職員Tも状況を改めて御家族に説明し理解された様子であった。
脱衣場から入浴室までは隣同士なので、物忘れをしていても手を伸ばせば届く範囲と思った介護職員Tのミスであり、今後このようなことがあってはならないと感じた。
今回は重傷にならず比較的軽傷で済んだが深く考えさせられました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
もしもの緊急事態を想定し1人での対応が厳しい場合、他の介護職員の手助けや援助をお互い手を取り合い協力する事を話し合いました。
入居者様の生活を面倒見させて頂く立場なので責任と自覚を持ち働いていけたらと思います。
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