介護施設の事例

施設名: 特定福祉用具販売

サービス外の対応依頼を受けトラブルが起きた事例

対応者

対応者

対応者 福祉用具専門相談員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅲa

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

サービス外の対応依頼を受けトラブルが起きた。

私自身には全く問題はなかったが、家族が戻ってきてからも興奮が収まらなかった。 この状態は家族も見たことがなく、かなり驚いていた。 これまでこのような状態は認められていなかったが、外部の人と二人きりになったことは近年なかった。 認知症の症状が周囲の想定よりも進行していたことが分かったため、すぐにケアマネージャーに経緯を報告し、後日緊急のサービス担当者会議が開催された。 最終的には施設へ入所が決まった。 良かった点としては、急変時罵倒されたり殴りかかろうとされた場合でも感情的にならず、冷静に対応できたことが良かった。 これは認知症の正しい知識があったためだと思う。また、利用者がそれ以上興奮して、怪我などをしてしまわないように気を回すことができた。また、場合によっては自分の対応が疑われそうな状況でも、家族やケアマネージャーに対し丁寧な説明ができたのは良かった。

まずは同じような状況を生み出さないようにすることが最も現実的な対応。Tさんからすれば、家族以外の誰かが目の前にいる状態で不安で仕方がなかったと思われる。今回の事態はやむを得ないところもあったが、もっと大変な事態になっていた可能性があるため、認知症の方には家族または介護者が常にいる状態で対応する。

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トラブルが起きた背景

・いつ 2024年2月頃 ・どこで 利用者宅 ・誰と誰が 利用者であるTさんと福祉用具専門相談員である私 ・何が起きたか 定期モニタリングで訪問した。福祉用具の利用状況や用具そのものには問題がなかった。途中でご家族が近所へ出掛ける用事が急にできてしまい、10分程度見てほしいと求められた。 時間に余裕があったため、モニタリングの延長としてTさんと二人きりになった。 その際に、ご家族がいなくなったことに気付いたTさんが急変し、私に対して罵倒、殴りかかろうとしてきた。

対応者の中での対応

私自身には全く問題はなかったが、家族が戻ってきてからも興奮が収まらなかった。 この状態は家族も見たことがなく、かなり驚いていた。 これまでこのような状態は認められていなかったが、外部の人と二人きりになったことは近年なかった。 認知症の症状が周囲の想定よりも進行していたことが分かったため、すぐにケアマネージャーに経緯を報告し、後日緊急のサービス担当者会議が開催された。 最終的には施設へ入所が決まった。 良かった点としては、急変時罵倒されたり殴りかかろうとされた場合でも感情的にならず、冷静に対応できたことが良かった。 これは認知症の正しい知識があったためだと思う。また、利用者がそれ以上興奮して、怪我などをしてしまわないように気を回すことができた。また、場合によっては自分の対応が疑われそうな状況でも、家族やケアマネージャーに対し丁寧な説明ができたのは良かった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずは同じような状況を生み出さないようにすることが最も現実的な対応。Tさんからすれば、家族以外の誰かが目の前にいる状態で不安で仕方がなかったと思われる。今回の事態はやむを得ないところもあったが、もっと大変な事態になっていた可能性があるため、認知症の方には家族または介護者が常にいる状態で対応する。

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