介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

ヘルパー訪問時に利用者が自死していた事例

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

ヘルパー訪問時に利用者が自死していた

救急車に電話をかけながら近所の方に助けを求め救助活動を行なった

もし同じようなことがあれば、率先して救助にあたりたい

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トラブルが起きた背景

tさんは息子さんと2人で暮らしていました。

脳疾患をお持ちで手や足に麻痺がありますが、ゆっくりながらも歩行は可能で、自力でトイレや食事は出来ていました。
私はヘルパーとして買い物、食事作り、掃除で訪問していました。

その日もいつものように買い物して訪問しましたが、普段いるお部屋にはおられず、私は声を掛けながら家の中を探しました。
家の中には誰もおられなかったので、声を掛けながら家の周りを探しました

すると、tさんは台所の裏側の軒の下で首を吊って自死されていました。

対応者の中での対応

まずは救急車に電話をかけながら、その足ですぐに近所の方に助けを求めました。

時間がないと感じましたので、対応としてはよかったと思います。

ご近所の1人が他の方に連絡を取り、年齢は様々でしたが、男性の人数が揃ってくださいました。
救急隊が駆けつけるまでの間に、その方を下に降ろし胸骨圧迫をするように言われました

1人では下に降ろすことも怖くて触ることにも躊躇したと思います
数人の男性のおかげで宙吊りになっている方を持ち上げられましたし、交代で胸骨圧迫をすることができました。

結果的にその方が戻ってくれる感覚はなく、帰らぬ人となりましたが、ひとつの経験となりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

人形で練習はしたことがありましたが、息をしていない人間の胸は人形と同じ感触でした。

このような事は2度と起こってほしくありませんが、もし同じようなことがあったら率先して救助にあたりたいですし、出来ると思っています。

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