介護施設の事例
施設名: サービス付き高齢者向け住宅
利用者が散歩で見つけた他人の自転車を持ち帰った事例
対応者
対応者 生活相談員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅱa
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が散歩で見つけた他人の自転車を持ち帰った。
「戻しに行ってくる。」と言う本人を1時間だけヘルパーに見てもらい、その間に警察に通報。 警察からは本人が本当に認知症であるかと尋ねられたため、医師からの診断書を提示しました。 どこで拾ったのか本人に詳細を尋ねましたが、「向こうの公園。」と曖昧なことしか言わないため警察が調べるとのことです。 自由に散歩や買い物に行く事ができ、帰宅も問題なくできる。 そしてこれまでその散歩や買い物でトラブルを起こしたことのない方でした。 本人の認知症の進行により、今後も同じトラブルが起こらないためにも対応をしっかり考える機会となりました。
拾得物が大きいためすぐに発見ができましたが、これが財布などの小さい物だと発見が遅れる事もあります。 ご家族やヘルパーと協力して、室内にも本人の私物以外の物が置かれていないかチェックする必要があると思います。 私自身も相談業務として訪問させていただくことがあるので、疑われない範囲で室内の物をチェックします。
トラブルが起きた背景
Tさんは軽度認知症のためサ高住での生活をされていますが、ご本人は好きな時間に買い物や散歩に行ったりと自由な生活をされています。
ある日、Tさんが徒歩で散歩に出かけた後、自転車でサ高住に帰宅されました。
急いで駆けつけ、自転車はどうしたのか本人に尋ねたところ「落ちていたから拾った。」と言います。
確認すると名前と防犯シールがあり、どう見ても誰かが捨てたものではありません。
嫌がる本人を説得後警察へ連絡し、自転車を拾得物として預かってもらいました。
対応者の中での対応
「戻しに行ってくる。」と言う本人を1時間だけヘルパーに見てもらい、その間に警察に通報。
警察からは本人が本当に認知症であるかと尋ねられたため、医師からの診断書を提示しました。
どこで拾ったのか本人に詳細を尋ねましたが、「向こうの公園。」と曖昧なことしか言わないため警察が調べるとのことです。
自由に散歩や買い物に行く事ができ、帰宅も問題なくできる。
そしてこれまでその散歩や買い物でトラブルを起こしたことのない方でした。
本人の認知症の進行により、今後も同じトラブルが起こらないためにも対応をしっかり考える機会となりました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
拾得物が大きいためすぐに発見ができましたが、これが財布などの小さい物だと発見が遅れる事もあります。
ご家族やヘルパーと協力して、室内にも本人の私物以外のものが置かれていないかチェックする必要があると思います。
私自身も相談業務として訪問させていただくことがあるので、疑われない範囲で室内の物をチェックします。
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