介護施設の事例

施設名: 訪問看護

利用者の褥瘡のテープ貼りが様々で汚染されやすい事例

対応者

対応者

対応者 看護師

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 C2

認知症の状況 Ⅲb

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

利用者の褥瘡のテープ貼りが訪問看護師によって様々で汚染されやすい。

家人からの要望が何度かありましたが、伝達ミスもあり家人の希望が訪問看護師に伝わらずに家人の介護負担クレームになりました。 訪問看護師の伝達は口頭のみで1人が聞いていても伝える事を忘れており、全員に伝達できていませんでした。 訪問看護師は依頼の時間に訪問し処置ガーゼを交換したらよいですが、24時間の介護をされる家族様が負担にならない様に考えていなかった事が原因です。

今回の事例で家族の不満点は、褥瘡の位置が仙骨部でガーゼを広範囲に貼る事で排便時などに便がガーゼに付着し、オムツと汚染されたガーゼまで交換しないといけないのでガーゼの汚染が少ない貼り方を看護師にお願いしたが、徹底されていないとの苦情でした。 褥瘡の範囲に収まるガーゼの大きさで、テープも排便時に汚染しにくい位置に貼る事でガーゼ、テープ代金の無駄な出費にも繋がります。 24時間介護看護をされる方の負担が軽減できる様に、どうすればよいのかを看護師として考えるべきです。病院で看護を受ける場合とは違い、在宅では介護者は1人が普通です。 申し送りnoteを日々記入し全員に確実に伝達する仕組みは重要です。 よく家人の意向希望をお聞きしながら、誰が訪問しても同じ様にする事がその方や家族のペースを乱さない事にも繋がります。

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トラブルが起きた背景

Hさん 95歳 脳出血にて寝たきり状態で仙骨部に褥瘡ができたので訪問看護でのガーゼ交換、処置を希望されました。
Hさんは全介助のオムツ状態。娘さんが同居されており、定時にオムツ交換をしています。
褥瘡は日々深くなり浸出液もよく出ており訪問看護での交換と、娘さんがガーゼだけを変える場合もあります。
ガーゼの貼り方で排尿や排便でガーゼが汚染しやすくなることもあり、貼る位置を娘さんは訪問看護師にガーゼの位置やテープの貼り方をお願いしていました。
看護師は数名おり、何度言っても娘さんが指示を出される通りにならずにガーゼの位置がバラバラの為、汚染しやすい状態で必要以上に娘さんが交換することがあります。きちんと引き継いでほしいとの苦情になりました。

対応者の中での対応

家人からの要望が何度かありましたが、伝達ミスもあり家人の希望が訪問看護師に伝わらずに家人の介護負担クレームになりました。
訪問看護師の伝達は口頭のみで1人が聞いていても伝える事を忘れており、全員に伝達できていませんでした。
訪問看護師は依頼の時間に訪問し処置ガーゼを交換したらよいですが、24時間の介護をされる家族様が負担にならない様に考えていなかった事が原因です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回の事例で家族の不満点は、褥瘡の位置が仙骨部でガーゼを広範囲に貼る事で排便時などに便がガーゼに付着し、オムツと汚染されたガーゼまで交換しないといけないのでガーゼの汚染が少ない貼り方を看護師にお願いしたが、徹底されていないとの苦情でした。
褥瘡の範囲に収まるガーゼの大きさで、テープも排便時に汚染しにくい位置に貼ることでガーゼ、テープ代金の無駄な出費にも繋がります。
24時間介護看護をされる方の負担が軽減できる様に、どうすればよいのかを看護師として考えるべきです。病院で看護を受ける場合とは違い、在宅では介護者は1人が普通です。
申し送りnoteを日々記入し全員に確実に伝達する仕組みは重要です。
よく家人の意向希望をお聞きしながら、誰が訪問しても同じ様にする事がその方や家族のペースを乱さない事にも繋がります。

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