介護施設の事例
施設名: ショートステイ
外出レク中に利用者が行方不明になった事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
外出レク中に利用者が行方不明になった。
歩行に問題がない方だったので目を離しがちだったのが悪かったと思います。
ADLに問題が無い方ですと介助せずとも大丈夫と思ってしまい、他の利用者様の見守りを優先してしまいがちです。 そうした思い込みが招いたトラブルです。 結果論的ですが、認知症の方なので1人で別方向へ行ってしまうという予測はできたと思います。 そのため外出時には単独行動してしまう可能性がある利用者様はいないか、という予測も必要です。 実際の外出時には常にスタッフが付き添ったり、世話好きな方でしたら他の利用者様と一緒に歩いていただくなど、その場での役割を持っていただくことも有効と考えます。
トラブルが起きた背景
ショートステイでは毎月外出レクを行っており、夏季は少し離れた公園などに行っておりました。
その日も景色の良い公園に出かけ利用者様と散策していたのですが、気が付くとSさんがいません。
管理者などに連絡し、職員総出で探しますが見つからず警察に捜索願をという段階にて、職員が数㎞先のコンビニにいるSさんを発見しました。
まさかこんな遠くまでと思っていたのですが、捜索範囲を広げたことが功を奏したようです。
認知症でありますがADLには全く問題ない方ですので、徒歩で長距離移動できたんだと思います。
今後の外出レク時にはそうした行動をする可能性がある利用者様には、常にスタッフが付き添うこととなりました。
対応者の中での対応
歩行に問題がない方だったので目を離しがちだったのが悪かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ADLに問題が無い方ですと介助せずとも大丈夫と思ってしまい、他の利用者様の見守りを優先してしまいがちです。
そうした思い込みが招いたトラブルです。
結果論的ですが、認知症の方なので1人で別方向へ行ってしまうという予測はできたと思います。
そのため外出時には単独行動してしまう可能性がある利用者様はいないか、という予測も必要です。
実際の外出時には常にスタッフが付き添ったり、世話好きな方でしたら他の利用者様と一緒に歩いていただくなど、その場での役割を持っていただくことも有効と考えます。
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