介護施設の事例

施設名: 有料老人ホーム

有料老人ホームの利用者家族が施設の管理体制を指摘した事例

対応者

対応者

対応者 管理者(施設長・ホーム長)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 C2

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

施設内介護における家族の管理体制へのトラブル。

一旦、家族様と面談の機会を設け、記録として当初家族に話していた内容と相違ないといことがわかる日誌を開示するも「でっちあげ」と話され、次に病院からの診断書を取り寄せ、骨粗鬆症による座位姿勢保持困難という内容で事故・事件の可能性が無い一筆をいただき家族へ説明するも納得されず、次に市町村の介護保険課へ経緯と集めた資料をもとに相談しに行き、次の家族との面会に同席を依頼し3者による相談を行い、市職員からの説明にて渋々納得された形となりました。 悪かった点として、病院での診察の際は、基本的に家族に依頼されている場合は施設職員のみで対応していたが、骨折等の場合は家族に再度連絡し病院にてDr.の説明を直接聞いてもらうべきでした。 良かった点として、記録を徹底していたことと自身のみで対応するのではなく、多様な場所に相談・協力依頼できたことかと思います。

事例として、新規入居の方にはこのようなリスクが生じるがどのようにしたいか、というように実例をもとにした説明を行い、同意書や承諾書を取ることが必要かと感じました。また一人一人の疾病の状況が違うと思うので、常に医療機関との連携を図り、リスク軽減の助言をいただくことが良いと感じました。

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トラブルが起きた背景

Sさんは、重度の認知症と脳梗塞後遺症により、リクライニング式車椅子への離床がギリギリの状態の経管栄養者です。当時の方針として、経管栄養の際はホールへの離床(この方は家族希望も強い)を行い実施しておりました。経管栄養については、朝・晩の2回で1回2時間程度の離床時間ですが、対応して半年程で本人の苦痛症状がみられた為、家族へ連絡後病院へ。検査の結果腰骨の圧迫骨折が発見され、Dr.より「座位姿勢の確保が難しくなってきたのかも」とのこと。事故性・事件性は無い骨折ですとのことで、そのまま家族へ連絡するも「施設の管理体制が悪いため治療費・慰謝料を請求します」とのこと。

対応者の中での対応

一旦、家族様と面談の機会を設け、記録として当初家族に話していた内容と相違ないといことがわかる日誌を開示するも「でっちあげ」と話され、次に病院からの診断書を取り寄せ骨粗鬆症による座位姿勢保持困難という内容で事故・事件の可能性が無い一筆をいただき家族へ説明するも納得されず、次に市町村の介護保険課へ経緯と集めた資料をもとに相談しに行き、次の家族との面会に同席を依頼し3者による相談を行い、市職員からの説明にて渋々納得された形となりました。
悪かった点として、病院での診察の際は、基本的に家族に依頼されている場合は施設職員のみで対応していたが、骨折等の場合は家族に再度連絡し病院にてDr.の説明を直接聞いてもらうべきでした。
良かった点として、記録を徹底していたことと自身のみで対応するのではなく、多様な場所に相談・協力依頼できたことかと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

事例として、新規入居の方にはこのようなリスクが生じるがどのようにしたいか、というように実例をもとにした説明を行い、同意書や承諾書を取ることが必要かと感じました。また一人一人の疾病の状況が違うと思うので、常に医療機関との連携を図り、リスク軽減の助言をいただくことが良いと感じました。

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