介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

脳血管疾患の方がスタッフの態度に立腹した事例

対応者

対応者

対応者 作業療法士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

脳血管疾患の方がスタッフの態度に立腹した。

デイサービス責任者からは、難しい方で言い出したら曲げない事や気に入らない事があるとケアマネやヘルパーも変更になっているから、リハビリはなしにしようと考えていると話がありました。 しかし関係性もできかけていたため、Mさんへ謝罪しその後Mさんがリハビリへの受け入れをどうするか決めてもらう事にしました。 Mさんへバカにしたつもりはなかった事を謝罪し、リハビリはもう1人のスタッフもいるため継続して欲しい事などを伝えると、再度リハビリへの受け入れがあり継続できる事となりました。 悪かった点としては、多弁傾向であることを理由に話を曖昧に聞いていたことやMさんの気持ちに気付くことなくその後も訓練実施しており、デイサービスの責任者から報告があるまで気付かなかったことです。 良かった点としては、問題が発覚して上司と話し合いができたこと。上司とは意見が少し違ったがすぐに謝罪して私の気持ちを素直に伝え、リハビリ介入し始めてから身体能力が改善していた事やMさんのために継続して欲しい事を伝えた事で、その後も担当変更なく介入できました。また関係性も以前より良くなりました。

高次脳があるからや多弁傾向だから、認知症だからといって相手の話を曖昧に聞いてしまいがちになるが、その話の中でも汲み取れるとこは色々あると思うと感じた。そのため基本に戻って傾聴の勉強をしました。 また同じことが起きたらすぐにこちらから謝罪して、食い違いをなくすように相手の感情や気持ちを聞き解決に努めていきます。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

Mさんは脳血管疾患があり、左半身麻痺と注意障害がありました。普段から多弁傾向であり会話内容も転々とする傾向でした。以前よりデイサービスは利用していましたが、途中からリハビリが追加となり私と先輩OT2人で担当となりました。リハビリ開始となり1ヶ月程経った日に、普段のようにリハビリ前に雑談をしてから訓練を行いました。その後デイサービス責任者より、もうリハビリしたくないとMさんより話があったと報告がありました。
詳しく話を聞くと、雑談中の返答がバカにされたと言っており立腹されているとのことでした。
Mさんは自慢したい話があったが私がそれを曖昧な返答をした事やそっけない態度だった事が原因でした。

対応者の中での対応

デイサービス責任者からは、難しい方で言い出したら曲げない事や気に入らない事があるとケアマネやヘルパーも変更になっているから、リハビリはなしにしようと考えていると話がありました。
しかし関係性もできかけていたため、Mさんへ謝罪しその後Mさんがリハビリへの受け入れをどうするか決めてもらう事にしました。
Mさんへバカにしたつもりはなかった事を謝罪し、リハビリはもう1人のスタッフもいるため継続して欲しい事などを伝えると、再度リハビリへの受け入れがあり継続できる事となりました。
悪かった点としては、多弁傾向であることを理由に話を曖昧に聞いていたことやMさんの気持ちに気付くことなくその後も訓練実施しており、デイサービスの責任者から報告があるまで気付かなかったことです。
良かった点としては、問題が発覚して上司と話し合いができたこと。上司とは意見が少し違ったがすぐに謝罪して私の気持ちを素直に伝え、リハビリ介入し始めてから身体能力が改善していた事やMさんのために継続して欲しい事を伝えた事で、その後も担当変更なく介入できました。また関係性も以前より良くなりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

高次脳があるからや多弁傾向だから、認知症だからといって相手の話を曖昧に聞いてしまいがちになるが、その話の中でも汲み取れるとこは色々あると思うと感じた。そのため基本に戻って傾聴の勉強をしました。
また同じことが起きたらすぐにこちらから謝罪して、食い違いをなくすように相手の感情や気持ちを聞き解決に努めていきます。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ