介護施設の事例

施設名: その他

自閉症の方がスーパーの店員の頭を叩いた事例

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

自閉症の方がスーパーの店員の頭を叩いた。

人混みが苦手だったので出来るだけ接触がないように心掛けて、スーパーに向かったのは良かったのではないかと思います。もし、もっと人と接触する状況が続いていたらAさんはもっとイライラして、被害が増えていたかもしれません。

Aさんの特徴である人混みが苦手ということや手が出やすいという特徴をしっかり抑えた状態で出掛けましたが、イライラしだしたタイミングでどのように対応したらいいかまで、先輩に聞いておくべきだったと思います。相手の方に怪我をさせることもそうですが、利用者の方が加害してしまうような状況を生み出すことが一番最悪な状況だと考えるので、落ち着かせるすべを持った上で出かけることが大切だったと思います。また、そのような状況を作らない為にどういう工夫が必要なのかを職員間で共有し対策を考えることも必要だと感じました。一人の職員が知っていても別の職員が対応する職場なら誰もが知っていないと、同じようなシチュエーションで利用者さんに同じようなことをさせない為に話し合いは行うべきかと思います。

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トラブルが起きた背景

午前中に移動支援事業でAさんと近所のスーパーに行き、お昼ご飯を買いに行く事になった時の事です。Aさんは歩行がやや困難で補助靴を履いている状態で、気分が優れなかったり、機嫌が悪いと手が出ることがあるので注意が必要な方でした。自立して進むことができることと、Aさんの状態も悪くなかったので私一人で大丈夫だろうと言う判断になり、徒歩で出掛けました。移動中は出来るだけAさんに建物側に立ってもらい、人が近付くと一旦止まって様子を見たり、私が盾になりAさんの視界に人が入らないようにしながら進みました。スーパーに入ってからもAさんの機嫌も悪くなかったので、スーパーでAさんの好きなお弁当を買ってレジに並んだ時のことです。レジが予想より混んでいて、Aさんが少しイライラしているような素振りがありました(服の袖を噛んだりする)。でも次がお会計できる順番だったので先に進んだ瞬間、レジをしている店員さんの頭をAさんが叩いてしまいました。すぐに謝罪をすると許してくださったのですぐに帰りました。その後スーパーの外に出るとAさんの機嫌も戻っていたので、急いで事務所へ帰りました。

対応者の中での対応

人混みが苦手だったので出来るだけ接触がないように心掛けて、スーパーに向かったのは良かったのではないかと思います。もし、もっと人と接触する状況が続いていたらAさんはもっとイライラして、被害が増えていたかもしれないかと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Aさんの特徴である人混みが苦手ということや手が出やすいという特徴をしっかり抑えた状態で出掛けましたが、イライラしだしたタイミングでどのように対応したらいいかまで、先輩に聞いておくべきだったと思います。相手の方に怪我をさせることもそうですが、利用者の方が加害してしまうような状況を生み出すことが一番最悪な状況だと考えるので、落ち着かせるすべを持った上で出かけることが大切だったと思います。また、そのような状況を作らない為にどういう工夫が必要なのかを職員間で共有し対策を考えることも必要だと感じました。一人の職員が知っていても別の職員が対応する職場なら誰もが知っていないと、同じようなシチュエーションで利用者さんに同じようなことをさせない為に話し合いは行うべきかと思います。

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