介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

視覚障害の方宅のごみ袋を床の間に置き叱責された事例

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

視覚障害の方宅のごみ袋を床の間に置き叱責された。

「私のせいですね、大変申し訳ございませんでした!」「すぐにもとの状態にするようにお掃除しますね。」と言いました。 そして一刻も早く落ち着いて頂く為に、言われた通りに雑巾で念入りに床の間を拭いて空拭きをしてAさんに説明をして、丁寧に謝罪し許して頂きました。 良かった点は、すぐに謝罪をして、言い訳も何も言わずにまずはAさんの興奮を抑えるように迅速に掃除をした所です。 悪かった点は、潔癖症のAさんの気持ちに寄り添って考えられていたら、ごみ袋を床の間に置くなんて事はしなかったかなと配慮が足りなかった点です。

まず何よりも最優先事項は、利用者さんの気持ちに寄り添う事です。 それを常に考えている事によって、利用者さんが今何を考え何を求めているのかが自ずと見えてくると思います。 なので、利用者さんの過去や現状をそれとなくリサーチしたり、利用者さんがお話ししてくれるエピソードなどを忘れないようにしています。

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トラブルが起きた背景

Aさんは、一人暮らしで視覚障害をお持ちの方です。
両目どちらも全く見えない状態です。
その上極度の潔癖症です。
ある時、私が訪問した際にごみ袋に入ったごみが玄関先に置かれていたので、一旦床の間の方へ置いて靴を脱いでお邪魔しようとしたところ、突然Aさんが大きな声で「今シャカシャカと聞こえましたが、ごみ袋を動かしましたか?!」と聞かれたので「すみません、今お邪魔する時に床の間に一旦ごみ袋を置かせて頂きました。」と返答したところ「汚い!私ごみ袋でも汚いものは汚いから玄関に置かないと無理なんです!今すぐ床の間をふいてください!」と興奮した様子で叱責されました。

対応者の中での対応

「私のせいですね、大変申し訳ございませんでした!」
「すぐにもとの状態にするようにお掃除しますね。」と言いました。
そして一刻も早く落ち着いて頂く為に、言われた通りに雑巾で念入りに床の間を拭いて空拭きをしてAさんに説明をして、丁寧に謝罪し許して頂きました。
良かった点は、すぐに謝罪をして、言い訳も何も言わずにまずはAさんの興奮を抑えるように迅速に掃除をした所です。
悪かった所は、潔癖症のAさんの気持ちに寄り添って考えれていたら、ごみ袋を床の間に置くなんて事はしなかったかなと配慮が足りなかった点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まず何よりも最優先事項は、利用者さんの気持ちに寄り添う事です。
それを常に考えている事によって、利用者さんが今何を考え何を求めているのかが自ずと見えてくると思います。
なので、利用者さんの過去や現状をそれとなくリサーチしたり、利用者さんがお話ししてくれるエピソードなどを忘れないようにしています。

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